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多気(たき)は三重県多気郡多気町大字。多気町の中心駅である多気駅を擁する地区である。

多気
多気(県道421号沿線、2011年9月)
多気(県道421号沿線、2011年9月)
多気の位置(三重県内)
多気
多気
多気の位置
北緯34度30分54.93秒 東経136度34分11.39秒 / 北緯34.5152583度 東経136.5698306度 / 34.5152583; 136.5698306
日本の旗 日本
都道府県 三重県
多気郡
市町村 多気町
地区 相可地区
町名制定 1955年昭和30年)3月30日
面積
 • 合計 0.235493463 km2
人口
2015年(平成27年)10月1日現在)[2]
 • 合計 226人
 • 密度 960人/km2
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
519-2154[3]
市外局番 0598(松阪MA[4]
ナンバープレート 三重

地理

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多気駅

多気町の北東部に位置する。地区の概形は五角形をしている。西から北にかけて朝長(あさおさ)、東で弟国(おおくに)・河田(こうだ)、南から西にかけて東池上(ひがしいけべ)・西池上(にしいけべ)と隣接する。多気駅前ということもあり、商業地・住宅地として利用されている。水田も一部で見られる。

歴史

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現在の多気地区の発展の契機となったのは、1893年明治26年)12月31日の「参宮鉄道相可駅[注釈 1]」(現在の多気駅)の開業である。それまでは水田が一面に広がり人家はまばらだったが、駅の開業により商店が集まってくるようになった。

1955年昭和30年)に独立した大字となる。それ以前は河田地区のうちの上河田と呼ばれる地域であった。

沿革

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  • 1889年明治22年)4月1日 - 町村制施行により多気郡相可村成立。相可村大字河田となる。
  • 1919年大正8年)6月20日 - 相可村が町制を施行し、相可町大字河田となる。
  • 1955年(昭和30年)3月30日 - 相可町が佐奈村津田村と合併し多気町(初代)が成立、同時に上河田地域が「多気」として大字に昇格。多気町大字多気となる。
  • 2006年(平成18年)1月1日 - 多気町と勢和村が合併し、多気町(2代)が成立。多気町多気となる。

地名の由来

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1959年(昭和34年)の国鉄紀勢本線の相可口駅(現在の多気駅)乗り入れを控え、同駅が多気町の中心駅となることが期待されたことから、1955年(昭和30年)の多気町成立の際に「多気」と名付けられ、河田地区から分離した。

大字名の変遷

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実施後 実施年月日 実施前
多気 1955年(昭和30年)3月30日 河田(上河田地域)

世帯数と人口

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2015年(平成27年)10月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[2]

大字 世帯数 人口
多気 79世帯 226人

人口の変遷

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国勢調査による人口の推移。

1980年(昭和55年) 268人 [5]
1995年(平成7年) 259人 [6]
2000年(平成12年) 231人 [7]
2005年(平成17年) 232人 [8]
2010年(平成22年) 228人 [9]
2015年(平成27年) 226人 [2]

世帯数の変遷

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国勢調査による世帯数の推移。

1980年(昭和55年) 73世帯 [5]
1995年(平成7年) 73世帯 [6]
2000年(平成12年) 70世帯 [7]
2005年(平成17年) 77世帯 [8]
2010年(平成22年) 82世帯 [9]
2015年(平成27年) 79世帯 [2]

学区

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公立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[10]

番・番地等 小学校 中学校
全域 多気町立相可小学校 多気町松阪市学校組合立多気中学校

交通

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鉄道

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バス

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多気駅前バス停
  • 幹線バス
    • 下河田
    • 波多瀬公民館
    • 大石
  • 予約運行型小型バス(でん多)
    • 1系統(西相鹿瀬線) 相可駅
    • 2系統(西池上・下佐奈線) 相可駅

道路

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このほか格子状に多気町道が走っている。

主な施設・事業所

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その他

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日本郵便

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脚注

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注釈

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  1. ^ 1923年(大正12年)、相可地区に紀勢東線相可駅が開業したため、相可口駅に改称、更に多気駅に変更となる。

出典

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  1. ^ 三重県多気郡多気町の町丁・字一覧”. 人口統計ラボ. 2019年9月16日閲覧。
  2. ^ a b c d 平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年8月16日閲覧。
  3. ^ a b 多気の郵便番号”. 日本郵便. 2019年8月15日閲覧。
  4. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
  5. ^ a b 昭和55年度国勢調査
  6. ^ a b 平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2019年8月16日閲覧。
  7. ^ a b 平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2019年8月16日閲覧。
  8. ^ a b 平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年8月16日閲覧。
  9. ^ a b 平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年8月16日閲覧。
  10. ^ 小・中学校別通学区域”. 多気町 (2021年3月29日). 2024年1月4日閲覧。
  11. ^ 郵便番号簿 2018年度版” (PDF). 日本郵便. 2019年6月10日閲覧。

参考文献

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  • 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 24 三重県』角川書店、1983年6月8日。ISBN 4-04-001240-2 
  • 平凡社地方資料センター 編『「三重県の地名」日本歴史地名大系24』平凡社、1983年5月20日。ISBN 4-58-249024-7 
  • 県別マップル24 三重県道路地図』(昭文社、2009年3版1刷発行、ISBN 978-4-398-62474-1 、54ページ)

外部リンク

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