特定非営利活動法人多摩レイクサイドFM(たまレイクサイドエフエム)は、東京都東村山市の一部地域を放送区域として超短波放送(FM放送)をする特定地上基幹放送事業者である。 多摩レイクサイドFM(通称としてFM79が併用されたこともあった。)の愛称でコミュニティ放送をしている。

特定非営利活動法人 多摩レイクサイドFM
TAMALAKESIDE FM
愛称 多摩レイクサイドFM
コールサイン JOZZ3BG-FM
周波数/送信出力 79.0 MHz/10 W
本社・所在地
189-0021
開局日 2004年6月30日
演奏所 本社と同じ
送信所 本社と同じ
中継局 なし
放送区域 東村山市の一部
公式サイト https://tamalakeside-fm.com/

概説

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ミニFM「FMひがしむらやま」(1984年〈昭和59年〉 - )が前身となり、2004年(平成16年)開局[2]

2006年(平成18年)6月までの法人名称は「ひがしむらやまエフエム」。特定非営利活動法人のコミュニティ放送局としては、最も早い免許申請であった(開局は京都コミュニティ放送に次ぎ2番目)[3]

『タブーに捉われない放送局』を目指して開局、当初は多数のジャーナリストがパーソナリティに加わっていた。

東京都東村山市の市議会会派「草の根市民クラブ」所属の市議の1人が監事・メインパーソナリティ、もう1人の市議が事務局長・番組制作部長をつとめている。同会派の主張を反映して創価学会批判の番組を持つ。

2005年(平成17年)に民主党国会議員石井一前田雄吉らの流通ビジネス議員連盟による番組「ネットワーク・プラザ」を放送した[4]

NPOコミュニティ放送全国協議会(2006年発足)の当初の代表世話人であった[5]

2021年現在では番組枠販売も行っており、地元アーティスト等の音楽番組も放送されている。

東京都内のコミュニティFM局の中では唯一インターネットによるサイマルラジオ、及びアプリでの同時放送を行っていない。そして番組のネットも含めて、周辺の局との接点も全くない。

主な番組

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  • ニュースワイド多摩: 放送時間の1/4を占める。地元市議会議員・地方紙発行人でもある法人監事が自らパーソナリティをつとめ、女性アシスタントが朗読する『東村山市民新聞』『読売新聞』『毎日新聞』などの記事に、解説・論評を加える。

主なパーソナリティ

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過去のパーソナリティ

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裁判事案

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2012年(平成24年)12月18日、最高裁判所の上告棄却により、東村山市議会議員の薄井政美に対する放送が名誉毀損にあたるとして、薄井に対し損害賠償と謝罪放送を行うことを命ずる東京高等裁判所の判決が確定した。この裁判では、監事を務める矢野穂積、事務局長、番組制作部長を務める朝木直子もまた被告となっており、損害賠償が命ぜられている。訴因は、矢野と朝木の薄井に対する「セクハラ市議」「風俗マニア」「職業安定法違反」「薬事法違反」という宣伝活動であった[6][7]

脚注

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  1. ^ 法人・団体情報詳細東京都生活文化局 2021年3月15日閲覧
  2. ^ 独立系メディアとしてのミニFM放送局(2) 東京新聞 2004年6月30日(株式会社環境総合研究所)
  3. ^ コミュニティ放送の現状 総務省電波利用ホームページ
  4. ^ 政治資金収支報告書(総務省)によると、同連盟は番組制作費として法人理事乙骨正生に数十万を支払う一方、番組を収録したCDの販売によって収益を上げている。
  5. ^ NPOコミュニティ放送全国協議会発足!
  6. ^ 「セクハラ市議」名誉毀損事件 最高裁判決(その1)
  7. ^ 「セクハラ市議」名誉毀損事件 最高裁判決(その2)

外部リンク

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