夕なぎ (1972年の映画)
『夕なぎ』(ゆうなぎ、原題・フランス語: César et Rosalie)は、1972年に製作・公開されたフランス・イタリア・西ドイツの合作映画である。クロード・ソーテが監督(脚本も)、イヴ・モンタンとロミー・シュナイダーが主演した。
夕なぎ | |
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César et Rosalie | |
監督 | クロード・ソーテ |
脚本 |
クロード・ソーテ ジャン=ルー・ダバディ クロード・ネロン |
製作 | ミシェル・ド・ブロカ |
製作総指揮 | ヴィリ・ベニンガー |
出演者 |
イヴ・モンタン ロミー・シュナイダー |
音楽 | フィリップ・サルド |
撮影 | ジャン・ボフェティ |
編集 | ジャクリーヌ・ティエド |
配給 |
CIC 東宝東和 |
公開 |
1972年10月27日 1972年12月21日 1973年2月16日 1976年2月 |
上映時間 | 110分 |
製作国 |
フランス イタリア 西ドイツ |
言語 | フランス語 |
キャスト
編集役名 | 俳優 | 日本語吹替 |
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テレビ朝日版 | ||
セザール | イヴ・モンタン | 黒沢良 |
ロザリー | ロミー・シュナイダー | 鈴木弘子 |
ダヴィッド | サミー・フレー | 大塚国夫 |
アントワーヌ | ウンベルト・オルシーニ | 仲村秀生 |
ミシェル | ベルナール・ル・コック | 青野武 |
リュシー | エヴァ・マリー・ミネケ | |
マルセル | アンリ=ジャック・ユエ | |
マリーテ | イザベル・ユペール | |
ウェズレー | ダニエル・マッセイ | |
不明 その他 |
N/A | 峰恵研 石井敏郎 村松康雄 緑川稔 野沢雅子 |
日本語スタッフ | ||
演出 | ||
翻訳 | ||
効果 | ||
調整 | ||
制作 | ニュージャパンフィルム | |
解説 | 淀川長治 | |
初回放送 | 1980年2月24日 『日曜洋画劇場』 |
あらすじ
編集ロザリーは30代半ばの通訳者で、夫と離婚後は幼い娘カトリーヌを一人で育てていたが、ある時出会ったセザールと恋に落ち、アパルトマンで半同棲を始める。セザールは金属解体業を営むバイタリティあふれる中年男で、ロザリーに夢中であった。彼女のほうも、やや直情径行だが陽気な彼に魅力を感じていた。
春の休日、ロザリーの母リュシーの3度目の結婚パーティーが行われ、親族や友人たちが集まった。そこには、バンド・デシネ作家のダヴィッドも招待されていた。穏やかで繊細な性質の彼とロザリーはかつて深い仲だった。少なからず動揺するロザリーだったが、無視するわけにもいかず声をかける。たちまち親密な空気を取り戻す2人だったが、その様子をセザールは離れた席から眺めていた。 その日から、ロザリー、セザール、ダヴィッドの間で、恋と嫉妬と友情が入り混じった三角関係が始まった。
映画賞受賞
編集- イヴ・モンタンがダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞海外男優賞を受賞[1]
- 監督のクロード・ソーテと脚本のジャン=ルー・ダバディが共にアカデミー・フランセーズのジャン・ル・デュック賞(ルネ・クレール賞の前身)を受賞[2]
脚注
編集- ^ “Theatrical: César et Rosalie” (英語). www.filmmovement.com. Film Movement. 2020年6月15日閲覧。
- ^ “Prix Jean Leduc” (フランス語). www.academie-francaise.fr. Académie française. 2020年6月15日閲覧。