墨春亭梅麿

江戸時代後期の戯作者、絵師、狂歌作者。『忠孝縷糸錦』

墨春亭 梅麿(ぼくしゅんてい うめまる、生没年不詳)とは、江戸時代戯作者絵師狂歌師

来歴

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「宇米麿」とも。姓は小川、俗称は平吉、後に平七と改む。梅園、墨春亭、春廼舎と号す。日本橋数寄屋町に住む。もとは神職、または御用達の町人だったとも伝わる。戯作者として文化から天保の頃にかけて多くの合巻を手掛けている。狂歌鹿都部真顔に学び能くした。墨川亭雪麿の門人といわれるが『近世物之本作者部類』(曲亭馬琴著)によれば、梅麿は雪麿とは友人の間柄で弟子ではなく、雪麿は梅麿に請われて号の一字を与えたのだという。

作品

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参考文献

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  • 市古貞次ほか編 『国書人名辞典』(第四巻) 岩波書店、1998年 ※307頁
  • 国際浮世絵学会編 『浮世絵大事典』 東京堂出版、2008年 ※445 - 446頁