国界橋
新潟県糸魚川市、長野県小谷村の蒲原沢に架かる橋
概要
編集姫川支流の蒲原沢(新潟・長野県境)に架かる。2018年現在、初代(国道148号旧道→新潟県道375号平岩停車場蒲原線)と3代(国道148号新道)の2本が架橋されている(いずれも「新」「旧」等の名称は付かない国界橋である)。
初代(新潟県道375号)
編集- 1936年12月、完成[1]。それまで使用されていた猫鼻の橋を経由するルートが姫川の増水のために何度も流失したことに伴い葛葉峠経由のルートに変更された[2]ために建設された。
- 1953年5月18日、二級国道148号大町糸魚川線(長野県北安曇郡大町(現大町市) - 新潟県西頸城郡糸魚川町(現糸魚川市))として指定。
- 1965年4月1日、一般国道148号となる。
- 1994年11月25日、新橋の完成に伴い国道から新潟県道375号平岩停車場蒲原線へ降格。
- 1995年7月11日、7.11水害の土石流災害により小被災。新橋が流されたため、修復を行いながら国道の迂回路として機能する。
構造等
編集2代(国道148号新道旧橋)
編集構造等
編集3代(国道148号新道新橋)
編集構造等
編集- 長大なトンネルに挟まれた場所にあり、道路の線形を修正することが困難であることから、新橋と同じ場所に新々橋が設置された。新橋が喪失する原因となった土石流災害を防止するため、下路式アーチ橋に変更された。雪の付着、落下を防止するためにアーチの部材の断面を三角形にしている。アーチ部は、淡緑色に塗られている。
脚注
編集座標: 北緯36度51分56.2秒 東経137度52分14.2秒 / 北緯36.865611度 東経137.870611度