四所神社 (豊岡市)
兵庫県豊岡市城崎町にある神社
四所神社(ししょじんじゃ)は兵庫県豊岡市にある神社。城崎温泉の外湯の一つ「御所の湯」の隣に鎮座する。
四所神社 | |
---|---|
神門、拝殿 | |
所在地 | 兵庫県豊岡市城崎町湯島447 |
位置 | 北緯35度37分34.4秒 東経134度48分27.4秒 / 北緯35.626222度 東経134.807611度座標: 北緯35度37分34.4秒 東経134度48分27.4秒 / 北緯35.626222度 東経134.807611度 |
主祭神 | 湯山主大神 |
社格等 | 旧村社 |
創建 | 伝和銅元年(708年) |
本殿の様式 | 三間社流造 |
例祭 | 10月15日 |
主な神事 |
城崎だんじり祭り(10月14日-15日) 温泉祭り(4月23日) |
地図 |
祭神
編集湯山主神(ゆやまぬしのかみ)を主祭神に、多岐里比売神(たきりひめのかみ)、田記津比売神(たきつひめのかみ)、市杵比売神(いちきひめのかみ)の宗像三女神を配し合わせて四所四神を祀る。いずれも温泉の守護神として崇められ、また宗像三女神は水の守護神でもある。
由緒
編集和銅元年(708年)に日生下権守という者が夢中に現れた4柱の神の神託に従って創建した。養老元年(717年)には当社に参拝した道智に神託があり、外湯「まんだら湯」を開湯したと伝わる。以来、城崎温泉の守護神として、道智開基の温泉寺を別当寺として崇敬を集めたが、明治の神仏判然令で明治3年(1870年)に同寺と分離し、同6年に村社に列した。
本殿裏から名水「延命水」が湧出する。
祭事
編集社殿
編集現在の社殿は、大正14年(1925年)の北但馬地震で古記録と共に全壊、焼失したため、昭和3年(1928年)に再建されたもの。本殿は三間社流造、拝殿は入母屋造平屋建で共に県の有形文化財。昭和56年(1981年)に和田政春の設計、施工による改修が行われている。因みに旧本殿は寛延4年(1751年)の建立にかかる総欅造りの広壮なものであった。
文化財
編集兵庫県指定
編集登録有形文化財建造物
豊岡市指定
編集文化財建造物
天然記念物
- ヒメハルゼミの発生の地(平成2年5月18日指定)
交通
編集関連項目
編集外部リンク
編集- 四所神社(兵庫県神社庁)
- 温泉寺、四所神社、極楽寺(城崎温泉観光協会)