四天王寺八角亭
大阪市天王寺区にある洋風建築
四天王寺 八角亭(してんのうじ はっかくてい)は大阪市天王寺区の四天王寺本坊庭園内にある洋風建築(あずまや)である。
四天王寺八角亭 | |
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極楽の池から臨む四天王寺八角亭 | |
情報 | |
旧名称 | 旧内国勧業博覧会小奏楽堂[1] |
用途 | あずまや |
旧用途 | 内国勧業博覧会のパビリオン |
設計者 | 久留正道[1] |
施工 | 大林組[2] |
構造形式 | 木造平屋建,瓦葺 |
建築面積 | 21 m² [1] |
階数 | 1階 |
竣工 | 1903年(明治36年) |
所在地 | 大阪市天王寺区四天王寺1-11-18 |
座標 | 北緯34度39分19.55秒 東経135度31分5.35秒 / 北緯34.6554306度 東経135.5181528度座標: 北緯34度39分19.55秒 東経135度31分5.35秒 / 北緯34.6554306度 東経135.5181528度 |
文化財 | 国の登録有形文化財に登録 |
指定・登録等日 | 1997年(平成9年)7月15日登録 |
概要
編集1903年(明治36年)に大阪府で第5回内国勧業博覧会が開かれ、その時に小奏楽堂としてパビリオンで使用されていた洋風建築物だった。ルネサンス様式の平面八角形の建物で、庇柱は吹き放ちとし、軒にはバージボードと呼ばれる装飾が施してあり[3]、窓には色ガラスを嵌めている。母屋柱はコリント式の柱頭飾を付け、モールディングの廻り縁を巡らしている。博覧会終了後、現在地に移築された。1997年(平成9年)7月15日には、国の登録有形文化財に登録された。
利用情報
編集交通アクセス
編集- 地下鉄谷町線 四天王寺前夕陽ヶ丘駅 徒歩5分
- JR大阪環状線 天王寺駅 徒歩15分