四十八歳の抵抗』(よんじゅうはっさいのていこう)は、石川達三の同名ベストセラー小説を、新藤兼人が脚色し吉村公三郎が監督した日本映画。

四十八歳の抵抗
監督 吉村公三郎
脚本 新藤兼人
原作 石川達三
製作 永田雅一
出演者 山村聡
若尾文子
雪村いづみ
小野道子
船越英二
川口浩
杉村春子
音楽 池野成
撮影 中川芳久
製作会社 大映
配給 大映
公開 日本の旗 1956年11月14日
上映時間 108分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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ストーリー

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まじめにコツコツと働き家庭を築いてきた中年男性が、老いゆく中で欲求不満をつのらせ、ヌードモデルと火遊びを通じて家庭を崩壊させてゆく[1]

キャスト

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スタッフ

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ビデオソフト化

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ビデオソフトは一般家庭にビデオが普及する前の1981年頃、大映映像事業部から5万円で発売されたことがある[2]のみで、その後一切再発売されていない。

ユカる族と抵抗族

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女性誌『新婦人』によればこの映画のヒロイン「ユカ」によって若い女性が「自分を守りながら相手を満足させてタカる」という意味のユカるという言葉を使うようになり、「ユカる」を使う女性はユカる族と呼ばれるようになったとされる[3][4]。なお、このユカる族はカマトトであり、映画の中のユカのような女性とは異なっている[3]

また、ユカのような女性を求める中年男性は抵抗族と呼ばれるようになったとされる[3]

脚注

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  1. ^ 世相風俗観察会『現代世相風俗史年表:1945-2008』河出書房新社、2009年3月、77頁。ISBN 9784309225043 
  2. ^ 「ビデオコレクション1982」1981年、東京ニュース通信社、「週刊TVガイド」臨時増刊12月2日号
  3. ^ a b c 柳川創造「現実と理想の混血児ユカ」『新婦人 11(12)(117);12月号』 pp.116-117 文化実業社 1956年12月 [1]
  4. ^ 「ユカる族の誕生」『新婦人 11(12)(117);12月号』 pp.112-113 文化実業社 1956年12月 [2]

関連項目

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外部リンク

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