嘉重春樺
嘉重 春樺(かじゅう はるか、2000年2月26日 - )は、日本の柔道選手。徳島県出身。階級は63kg級。身長158cm。血液型はAB型。組み手は左組み。得意技は背負投[1]。
獲得メダル | ||
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日本 | ||
柔道 | ||
グランドスラム | ||
金 | 2024 東京 | 63kg級 |
経歴
編集柔道は4歳の時に藍住真導スポーツ少年団で始めた[1]。藍住中学から東大阪敬愛高校に進むと、2年の時には高校選手権の63㎏級で3位になった[2]。3年の時には全日本カデとインターハイで優勝した[1][3]。全日本ジュニアでは2位だったが、ベルギー国際で優勝した[1][4]。2018年に環太平洋大学へ進学すると、2年の時に全日本ジュニアと体重別団体で3位だった[4] [5]。4年の時には学生体重別で3位だったが、体重別団体で優勝した[5][6]。2022年にブイ・テクノロジー所属になると、2023年の体重別では準決勝で綜合警備保障の立川桃と対戦すると、一旦は腕挫十字固で勝利した。しかしながら、立川の所属先監督である小橋秀規の抗議もあって試合後に改めてビデオ判定がなされると、嘉重が立川の関節を極める直前に反則負けの対象となる立ち姿勢からの腕挫腋固を仕掛けたことが確認されたため、勝者から一転して敗者となった[7][8]。2023年から2年連続で実業個人選手権の2位となった[9]。2024年の講道館杯では決勝でコマツの檀野芽紅を破って、シニアの全国大会初優勝を飾った[10][11]。グランドスラム・東京では準決勝でパーク24の堀川恵を腕挫十字固で破ると、決勝では檀野に反則勝ちして優勝した[12]。
戦績
編集- 2017年 - 高校選手権 3位
- 2017年 - 全日本カデ 優勝
- 2017年 - インターハイ 優勝
- 2017年 - 全日本ジュニア 2位
- 2017年 - エクサンプロバンスジュニア国際 優勝
- 2018年 - ベルギー国際 優勝
- 2019年 - 優勝大会 3位
- 2019年 - 全日本ジュニア 3位
- 2019年 - 体重別団体 3位
- 2021年 - 学生体重別 3位
- 2021年 - 体重別団体 優勝
- 2022年 - 実業個人選手権 3位
- 2023年 - 体重別 3位
- 2023年 - 実業個人選手権 2位
- 2024年 - 実業個人選手権 2位
- 2024年 - 講道館杯 優勝
- 2024年 - グランドスラム・東京 優勝
(出典[1]、JudoInside.com)
脚注
編集- ^ a b c d e 「柔道全日本強化選手名鑑 2021」近代柔道 ベースボールマガジン社、2021年5月号
- ^ 全国高等学校柔道選手権大会
- ^ 全国高等学校総合体育大会柔道競技大会
- ^ a b 全日本ジュニア柔道体重別選手権大会
- ^ a b 全日本学生柔道体重別団体優勝大会
- ^ 全日本学生柔道体重別選手権大会
- ^ 異例の判定変更で勝敗逆転 ビデオ検証で反則技を認定 柔道全日本選抜体重別選手権 スポーツニッポン 2023年4月2日
- ^ 2023年全日本選抜柔道体重別選手権大会
- ^ 全日本実業柔道個人選手権大会
- ^ 寺田が女子70キロ級連覇 講道館杯柔道 時事通信 2024年11月2日
- ^ 2024年度講道館杯全日本柔道体重別選手権大会
- ^ 柔道GS東京、初日は全7階級を日本代表が制覇 いずれも日本勢同士の決勝が実現 スポーツ報知 2024年12月7日
- ^ World ranking list
外部リンク
編集- 嘉重春樺 - JudoInside.com のプロフィール