唐房
唐津市の地名
唐房(とうぼう)は、佐賀県唐津市の地名。郵便番号は847-0122[2]。
唐房 | |
---|---|
北緯33度29分03秒 東経129度56分20秒 / 北緯33.48417度 東経129.93889度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 佐賀県 |
市町村 | 唐津市 |
人口 | |
• 合計 | 1,172人 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
847-0122[2] |
市外局番 | 0955[3] |
ナンバープレート | 佐賀 |
地名
編集九州沿岸部に唐房という地名は複数残っている。主にチャイナタウンという意味など中国との関係がある地域である。
佐志村に吸収され佐志村唐房、佐志町唐房であったが現在は唐津市唐房
地形
編集東松浦半島の付け根に位置し周囲は山で囲まれて平地は少ない沿岸地域。玄界灘の唐津湾には面しているが波は穏やかで静か。
大島から黒崎(広域で相賀崎)までの海を唐房湾と呼んでいた。
歴史
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地域
編集隣接する地域は浦と佐志浜町のみ。浦や佐志浜町あたりをざっくりと唐房と言ったりする事が多い。冠に「唐房」がつくことがある。特に浦と唐房あたりは町境が入り組み浦地区には唐房の飛び地が存在する。
現在唐房は7丁目まで存在する。
- 唐房での呼び名
- 唐房一丁目 - 幸手組(こうでぐみ)
- 唐房二丁目 - 秋葉組(あきばぐみ)
- 唐房三丁目 - 八郎組(はちろうぐみ)
- 唐房四丁目 - 蛭子組(えびすぐみ)
- 唐房五丁目 - 高札組(ちゅうぐみ)
- 唐房六丁目 - 原組(はらぐみ)
- 唐房七丁目 - 昭和組・浦(しょうわぐみ・うら)
産業
編集小規模ながら朝市が存在する。通りには小売店や個人経営のお店が立ち並ぶ。
漁業が盛んでかつてはイワシ漁で栄えた。現在はイワシ、マダイ、ケンサキイカ、マアジ、エビが水揚げされる。ワカメの養殖、牡蠣の養殖を行う。
世帯数と人口
編集2022年(令和4年)2月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
町丁 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
唐房一丁目 | 78世帯 | 144人 |
唐房二丁目 | 40世帯 | 84人 |
唐房三丁目 | 47世帯 | 98人 |
唐房四丁目 | 49世帯 | 111人 |
唐房五丁目 | 49世帯 | 93人 |
唐房六丁目 | 247世帯 | 583人 |
唐房七丁目 | 29世帯 | 59人 |
計 | 539世帯 | 1,172人 |
小・中学校の学区
編集市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[4]。
番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|
全域 | 唐津市立佐志小学校 | 唐津市立佐志中学校 |
交通
編集バス
編集道路
編集行事
編集- 唐房祇園山笠 - かつては浜崎系の山笠で夏場におこなわれる。かつてはヤマは6台あったが現在は1台のみ。
2024年に浜崎系の山笠から唐津くんちの曳山を模した山に新調。
- 千年祝い唄 - 金比羅神社の秋季大祭で神事の後に地元に古くから伝わる「千越(せんこし)祝い唄」を奉納する。今季の漁に感謝の意を表し、来季の豊漁や漁の安全を祈願する唄である。「千越祝い唄」は、かつてカタクチイワシが大漁であった時に地区を挙げて喜び、歌ったもので代々歌い継がれてきた。昭和40年代ごろから一時途絶えたが、平成に入って復活。
施設
編集- 唐房保育園
- 黒崎神社
- 黒崎山
- 佐賀玄海漁業協同組合 唐津支所
- 佐賀県高等水産講習所
- 佐賀県玄海水産振興センター
- 唐津市立佐志小学校
脚注
編集- ^ a b “町別人口・世帯数”. 唐津市. 2022年2月24日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2022年2月24日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2022年2月24日閲覧。
- ^ “唐津市立小学校及び中学校の通学区域に関する規則”. 唐津市. 2022年2月24日閲覧。
- ^ “唐津市街地と呼子結ぶ 唐房トンネル貫通式【佐賀県】”. サガテレビ. 2022年2月24日閲覧。
- ^ “「幻の鉄路」国鉄呼子線のトンネルがバイパス道のトンネルに 拡張工事に着手”. 鉄道プレスネット (2020年8月29日). 2020年9月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月13日閲覧。
- ^ “新規事業採択時評価結果(平成17年度新規事業化箇所)”. 佐賀県. 2023年2月13日閲覧。
- ^ “国道204号唐房バイパスがいよいよ開通します”. 佐賀県 (2023年10月6日). 2023年10月9日閲覧。