和田充広
日本の外交官
和田 充広(わだ みつひろ、1960年7月28日 - [1])は、日本の外交官。外務省太平洋・島サミット準備事務局長や、デトロイト総領事、香港総領事・大使を経て、駐パキスタン特命全権大使。
人物・経歴
編集1983年に東京大学法学部を卒業し、外務省入省後、香港中文大学、中国人民大学、カルフォルニア大学バークレー校[2]に留学するなど中国語研修を受けたチャイナ・スクールに属する。
中国、ジュネーブ、インドネシア在勤、経済協力局調査計画課長などを経て[2]、2008年から2011年まで在中華人民共和国日本国大使館で参事官や公使(政務担当)を務めた。外務省大臣官房審議官を経て、2014年在中華人民共和国日本国大使館公使(次席)。2015年外務省第7回太平洋・島サミット準備事務局長兼国際協力局長補[3][4][5]。デトロイト総領事を経て、2018年から香港総領事・大使を務め[6]、2019年-2020年香港民主化デモを受け情報提供などにあたった[7]。2021年駐パキスタン特命全権大使[8]。
同期入省
編集- 相川一俊(23年EU大使・20年イラン大使)
- 相星孝一(21年韓国大使・18年イスラエル大使・14年ASEAN大使)
- 尾池厚之(23年ジュネーブ代表部大使・20年ユネスコ大使)
- 小笠原一郎(19年軍縮会議大使・16年マダガスカル大使)
- 奥山爾朗(22年ヨルダン大使)
- 片山和之(23年日本台湾交流協会台北事務所長・20年ペルー大使)
- 金杉憲治(23年中国大使)
- 杵渕正巳(22年ボスニアヘルツェゴビナ大使・20年東ティモール大使)
- 木村元(20年モザンビーク大使)
- 新美潤(22年OECD大使)
- 丸山則夫(22年アイルランド大使)
- 水内龍太(22年オーストリア大使・20年ザンビア大使)
- 水鳥真美(18年国連事務総長特別代表)
- 道上尚史(23年ブルガリア大使・21年ミクロネシア連邦大使)
- 南博(22年オランダ大使)
- 宮原信孝(18年笹川平和財団研究員)
- 村林弘文(21年在ヒューストン日本国総領事)
- 森健良(21年外務事務次官)
- 山﨑和之(23年国連大使)
- 山田滝雄(20年ベトナム大使・17年ユネスコ大使・10年ASEAN大使)
- 山本広行(23年ベラルーシ大使・20年トルクメニスタン大使)
脚注
編集- ^ “【略歴】和田大使”. 在パキスタン日本国大使館. 2024年11月3日閲覧。
- ^ a b 外務省 第3回ODA評価東京ワークショップ最終報告書 参加国代表のプロフィール
- ^ “日本の在中国筆頭公使に異動 留学経験ある和田氏に”. 中国網. (2014年7月7日)
- ^ “在中国日本大使館の大物、女装癖で帰国か?”. 中国網. (2015年3月19日)
- ^ 「「着任のご挨拶」」『外務省』 。
- ^ “人事外務省”. 毎日新聞. (2018年10月5日)
- ^ “香港日本人倶楽部で新年賀詞交換会 落ち着きを取り戻しつつある香港で変わらぬ交流を誓う”. 香港経済新聞. (2020年1月18日)
- ^ 外務省人事(31日)(9月3日)産経新聞2021.8.28 05:01
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