味野町

日本の岡山県児島郡にあった町

味野町(あじのちょう)は、かつて岡山県児島郡にあったである。1948年昭和23年)4月1日にほか3町村と合併し児島市となった。現在は倉敷市児島地域味野地区にあたる。ここでは、町制施行前の名称である味野村(あじのそん)についても述べる。

あじのちょう
味野町
廃止日 1948年4月1日
廃止理由 新設合併
児島町味野町下津井町本荘村児島市(初代)
現在の自治体 倉敷市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 中国地方山陽地方
都道府県 岡山県
児島郡
総人口 11,775
臨時国勢調査1947年
隣接自治体 児島町、下津井町、本荘村
味野町役場
所在地 岡山県児島郡味野町味野
地図
旧・味野町役場庁舎位置
(現・持宝院横の駐車場)[1]
座標 北緯34度28分9.2秒 東経133度48分3.3秒 / 北緯34.469222度 東経133.800917度 / 34.469222; 133.800917 (味野町)
特記事項 町役場は郡制廃止まで郡役所として使用。また児島市発足後は暫定的に市役所本庁舎として使用[1]
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沿革

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  • 1889年明治22年)6月1日 - 町村制の施行により、近世以来の児島郡味野村が単独で自治体を形成。役場を字橋本に置く[2]
  • 1900年(明治33年)4月1日 - 児島郡役所を味野村に設置。
  • 1906年(明治39年)3月28日 - 味野村が町制施行して味野町(初代)となる。
  • 1913年大正2年)11月11日 - 下津井軽便鉄道が開通し、味野町駅が置かれる。
  • 1941年(昭和16年)2月11日 - 味野町(初代)と赤崎町が合併し、新たに味野町(2代)を発足。旧赤崎町の大字である赤崎・菰池に、新たに味野を起立し3大字を編成[3]
  • 1948年(昭和23年)4月1日 - 味野町が児島町・下津井町・本荘村と合併して児島市(初代)が発足。同日味野町廃止。

脚注

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  1. ^ a b 倉敷・総社今昔写真集(太田健一著・監修、樹林舎、2014)
  2. ^ 角川日本地名大辞典 岡山県「味野村(近代)」
  3. ^ 角川日本地名大辞典 岡山県「味野町(近代)」

参考文献

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  • 巌津政右衛門『岡山地名事典』(1974年)日本文教出版社
  • 岡山県大百科事典編集委員会『岡山地名事典』(1979年)山陽新聞社
  • 渡辺光・中野尊正・山口恵一郎・式正英『日本地名大辞典2 中国・四国』(1968年)朝倉書店
  • 下中直也『日本地名大系第三四巻 岡山県の地名』(1988年)平凡社
  • 黒田茂夫『県別マップル33 岡山県広域・詳細道路地図』(2010年)昭文社

関連項目

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