名人戦 (中国囲碁)
中国の囲碁の棋戦
中国囲棋名人戦(中国围棋名人战、ちゅうごくいきめいじんせん)は、中国の囲碁の棋戦。1988年に創設。正式名は第17期「四方教育城杯中国囲棋名人戦(四方教育城杯中国围棋名人战)」、第18期「中体伝媒杯(中体传媒杯)」、第19-25期「永城杯」、第26-28期「春繭杯(春茧杯)」 、第29-32期は「嫘祖杯」で挑戦手合三番勝負は四川省綿陽市塩亭県で開催。33期は「中吉号杯」として、35期まで深圳市竜華区で開催される。優勝者は名人の呼称を得る。
- 主催 中国囲棋協会、人民日報社、(10-16期)北京電視台、(11-12期)深圳中興通訊有限公司、(19-25期)永城市、(26期)深圳市南山区人民政府、(33期)深圳市竜華区人民政府
- 協賛 (10期)北海中玉集団(玉渓杯)、(13期)環球時報、(14期)南太電子有限公司(南太杯)、(15期)東盛科技・天力制薬株式有限公司(白加黒杯)、(16回)江南時報新聞集団、(17期)晋城市(四方教育城杯)、(18期)中体伝媒有限公司、(26期)華潤深圳湾体育センター
- 優勝賞金 (17期)5万元、(18-24期)10万元、(25期-28期)15万元、(29期)20万元、(30-32期)30万元、(33期)40万元
1988年から1994年まで名人戦優勝者は日中名人戦に出場。1996年は日中の名人と韓国の国手が対戦する世界囲碁最強戦に出場。2010年からは中国・常徳杯世界囲棋名人争覇戦に出場。
方式
編集- 第1回は五段以上の棋士64名の2敗者失格制トーナメント戦で、決勝五番勝負。
- 第2回からは前期上位4名と予選勝ち抜き者4名の、8人のリーグ戦で挑戦者を決め、名人と挑戦手合五番勝負を行う。第10期からはリーグ戦は6人。
- 第13回からはトーナメント戦で、決勝戦三番勝負で挑戦者を決める。トーナメントは、予選を勝抜いた16名、前期トーナメント上位8名、前年の棋戦優勝者と棋士ランキング上位8名の計32名で行われる。
歴代優勝者と挑戦手合
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記録
編集- 連覇 馬暁春 13連覇(1989-2001年)
- 最年少名人 江維傑 19歳(2010年)