厄神
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厄神(やくじん)は、災厄をもたらす悪神(疫神とも)と、厄除けの神(または仏)とがある。神社仏閣に祀られているのは当然厄除けの神や仏である。 厄神という言葉は以下のものも指す。
- 厄神明王 – 愛染明王と不動明王が一体化したもの。
- 八幡神 – 厄除けの神ともされ、日本全国には「○○の厄神様」と通称される八幡神社が多くある。
- 全国の八坂神社も厄除けの神であるが、厄神とはあまり称さない。
「厄神」を祀った主な社寺は
- 門戸厄神(厄神さん) – 兵庫県西宮市門戸西町にある寺院。本尊は薬師如来だが、厄神明王を祀った厄神堂が有名。
- 尊鉢厄神 若王寺釈迦院 – 大阪府池田市鉢塚にある寺院。本尊は釈迦如来だが、厄神明王を祀った厄神殿が有名。
- 多井畑厄除八幡宮 – 兵庫県神戸市須磨区多井畑宮脇にある神社。通称、多井畑厄神。
- 瑞丘八幡神社 – 兵庫県神戸市垂水区高丸一丁目にある神社。通称、垂水厄神。
- 柏原八幡神社 – 兵庫県丹波市にある神社。通称、柏原厄神。
- 内林厄神宮(八幡・疫神社 両神社、厄神さん) – 京都府南丹市園部町内林町西畑、垣内古墳
- 宗佐厄神八幡神社 – 兵庫県加古川市八幡町野村にある神社。
- 厄神駅 – 兵庫県加古川市にあるJR西日本の駅。宗佐厄神八幡神社に因む駅名。