多井畑厄除八幡宮
多井畑厄除八幡宮(たいのはたやくよけはちまんぐう)とは、兵庫県神戸市須磨区多井畑字宮脇に鎮座する神社。通称、多井畑厄神。日本最古の厄除けの霊地。
多井畑厄除八幡宮 | |
---|---|
拝殿 | |
所在地 | 兵庫県神戸市須磨区多井畑字宮ノ脇1 |
位置 | 北緯34度39分44.40秒 東経135度5分44.25秒 / 北緯34.6623333度 東経135.0956250度座標: 北緯34度39分44.40秒 東経135度5分44.25秒 / 北緯34.6623333度 東経135.0956250度 |
主祭神 | 応神天皇 |
創建 | 安元年間 |
別名 | 多井畑厄神 |
例祭 | 4月19日 |
主な神事 | 1月18日、19日、20日(厄神大祭) |
地図 |
TwitterとInstagramに公式アカウントあり。
祭神
編集御神徳
編集厄除け/開運/交通安全/病気平癒
由緒
編集「続日本紀」に「光仁天皇の神護景雲4年(770年)、畿内10箇所に疫神を祭って疫神はらいを行わせた。」と記されており、摂津と播磨の国境もそのひとつである[1]。安元年間、この地に石清水八幡宮を勧請し、神社を創建したことに始まる。摂津と播磨の国境に位置しており、畿内を厄災から守る意味合いがある。
このような由緒が伝わっていたため、厄除けの霊験があるとされた。
江戸時代には、歴代明石藩主の崇敬が篤かったと伝わる。 現在の兵庫県神戸市須磨に配流された在原行平や、一の谷の合戦の際には源義経が祈願したといわれており、日本最古の厄除けの霊地と伝えられている神戸の厄神さん。
疫神祭塚
編集拝殿の左側より階段を上ったところにある。 奈良時代(770年)に、疫病を鎮める儀式をした跡地。ここにはってある水にひな形を浮かべると厄や災いを除け、穢れを祓える。
ひな形(人型)
編集人の形の紙(お初穂料200円)に名前と数え年を記入し、拝殿の西側(左側)の階段を上がる。疫神祭塚というところに水が張ってあり、そこに浮かべると厄や災いを除ける。古くは平安時代に、宮廷や貴族の間で陰陽師によってこの行事が行われた。今日一般には、紙で人型を造り本人の代わりとして、これに災い、穢れを移し身代わりとして水に流す。つまり身代わりになる人型。
朱印
編集- 朱印は、拝殿前の社務所にて
(9:00~16:30)。初穂料は500円。見開きの切り絵御朱印は千円。
限定粗品つき
授与品
編集- お守りや御札、破魔矢などの授与品も、拝殿前の社務所にて(9:00~16:30)。
ご祈祷
編集毎日執り行っており、朝9時~夕方16時半の受付。 ご祈祷後に授与される撤饌の内容は 多井畑厄神の厄除御札、肌守り、しゃもじ、紋菓
- 厄除ご祈祷
お初穂料8000円 最近良くないことが続く時や厄年の時など。
- 車のご祈祷
お初穂料1万円 新車を買った時や事故などが気になる時など。 社務所の前に車をつける必要あり。 交通安全のお守り付き。
- 初宮参り(お宮参り)予約が必要
お初穂料1万円 神楽鈴と、赤か青のお守り付き。