南アジア史
南アジア史(みなみアジアし)は、現在のインド、パキスタン、ネパール、バングラデシュ、スリランカなどを含む南アジアの歴史について述べる。
先史文化
編集インダス文明が成立する以前は、西のバローチスターン丘陵と東のインダス平原とに大きく二分される土地に、農耕生活を中心にいろいろな文化が興亡した。これらの文化に共通するのは、狩猟・採集活動する一方で、大麦・小麦の栽培や羊・山羊・こぶ牛などの家畜飼育に生活基盤をおいていた[1]。
古代文明
編集古代王朝
編集(紀元前4世紀~7世紀)
ラージプートの諸王朝
編集(8世紀~13世紀)
ベンガル、ビハール(インド北東部)の王朝
編集(7世紀~12世紀末)
デカン、南インドの諸王朝
編集(6世紀~17世紀中葉)
- ラーシュトラクータ朝
- 前期チャールキヤ朝(バーダーミのチャールキヤ朝)、後期チャールキヤ朝(カリヤーニのチャールキヤ朝、西チャールキヤ朝)、東チャールキヤ朝
- パッラヴァ朝、チョーラ朝
- ホイサラ朝、ヤーダヴァ朝、カーカティーヤ朝、パーンディヤ朝
- ヴィジャヤナガル王国
スリランカの諸王朝
編集(紀元前4世紀~19世紀)
イスラーム王朝
編集(11世紀~18世紀)
イギリス植民地前夜の王朝など
編集(18世紀~)
脚注
編集- ^ 小磯学「インダス文明の誕生」 内藤雅雄・中村平治編『南アジアの歴史 -複合的社会の歴史と文化-』有斐閣 2006年 11-15頁。