南アメリカ史(みなみアメリカし)について解説する。人類南アメリカ大陸に姿を現したのは、おそらく1万1000年前後であり、約1万年前までにマゼラン海峡地帯まで拡散している。そして、紀元前2千年紀以降になって現れるチャビン文化、1千年紀以降にワリ文化[1][2]、インカ帝国にいたるアンデス文明、そして大航海時代以降のスペインポルトガルイギリスなどヨーロッパ各国による植民地時代から、シモン・ボリバルなどいわゆる独立[注釈 1][2]の英雄の出現による独立国家の成立を経て現在に至るまでの南米大陸の歴史である。

各国史

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※ 「の歴史」部分が赤字リンクの場合、各国の記事から独立した歴史単独の記事がないことを意味する。

非独立地域の歴史

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以下の独立国ではない地域の歴史はそれぞれの歴史節を参照。

南アメリカ大陸上の領土ではないがキュラソー島ボネール島はベネズエラ北西沖の至近にある。

脚注

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注釈

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  1. ^ 南アメリカの独立革命は二つの段階に分けて考えられる。第一期は各地の自治組織が自律的な行動を開始したが、スペイン政府に抑圧されて植民地政策が実施された1815年から1816年までで、第二期はその後再び各地の独立運動が盛んになって1831年までに11カ国が独立した。増田義郎・今井圭子「南アメリカ諸国の独立」181-185ページ

出典

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  1. ^ 増田義郎「先スペイン期の南アメリカ」16-23ページ
  2. ^ a b 増田義郎編『新版世界各国史26 ラテン・アメリカ史II 南アメリカ』山川出版社 2000年

関連項目

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