十日町市博物館
新潟県十日町市にある博物館
十日町市博物館(とおかまちしはくぶつかん)は、新潟県十日町市にある市立の博物館。「雪と織物と信濃川」をテーマに1979年(昭和54年)4月に開館し、1991年(平成3年)に「考古展示室」・「中世展示室」を増築[1]。2020年6月には隣接地に新築オープンした。愛称はTOPPAKU[2][3]。
十日町市博物館 TOPPAKU | |
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施設情報 | |
正式名称 | 十日町市博物館 |
愛称 | TOPPAKU |
開館 | 1979年4月 |
所在地 |
〒948-0072 新潟県十日町市西本町1丁目448番地9 |
位置 | 北緯37度8分26.7秒 東経138度45分20.7秒 / 北緯37.140750度 東経138.755750度座標: 北緯37度8分26.7秒 東経138度45分20.7秒 / 北緯37.140750度 東経138.755750度 |
外部リンク | 公式ウェブサイト |
プロジェクト:GLAM |
展示
編集市内の笹山遺跡から発掘された縄文時代の火焔型土器など深鉢形土器57点[4]が新潟県唯一の国宝に指定されている。さらに「越後縮の紡織用具及関連資料」(2098点)や「十日町の積雪期用具」(3868点)は国の重要有形民俗文化財に指定され常設展示されている。館内の展示にはプロジェクションマッピング技術やVR技術を使い、楽しみながら学ぶことができるのも特徴の一つ。縄文時代の展示のほか、古代から現代までの織物の生産工程や歴史を学ぶ展示もある。また、十日町市は「究極の雪国、とおかまち」のストーリーが文化庁の日本遺産に認定されており、博物館では「十日町の積雪期用具」や、冬の生活を再現した移築民家の展示など、雪国特有の生活文化を紹介している。
交通アクセス
編集JR飯山線・北越急行ほくほく線十日町駅西口から北へ徒歩約15分。周辺には十日町情報館や十日町市総合体育館があるほか、線路を挟んだ東側には道の駅クロス10十日町や越後妻有里山現代美術館 MonETが立地する。
脚注
編集- ^ “新十日町市博物館基本構想(案)”. 新博物館基本計画策定業務委託に係る公募型書類選考(結果). 十日町市. 2019年12月8日閲覧。 - WARPによるアーカイブ
- ^ “縄文息づく雪国文化を堪能 十日町新博物館がオープン”. 新潟日報. (2020年6月1日) - WayBack Machineによるアーカイブ
- ^ “新博物館 国宝・火焰型土器を展示 十日町 6月1日オープン”. 新潟日報. (2020年5月27日) - WayBack Machineによるアーカイブ
- ^ 他に土器、石器などの伴出遺物871点が国宝の附指定となっている。
外部リンク
編集- 公式ウェブサイト
- 十日町市博物館 (十日町市博物館-214718663549629) - Facebook
- 新十日町市博物館の建設計画(十日町市)(2020年2月4日アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project