十川信介
日本の日本文学者
十川 信介(とがわ しんすけ、1936年12月21日[1] - 2018年11月18日[2])は、日本文学研究者。専門は日本近代文学[2]。学習院大学名誉教授。
来歴
編集北海道旭川市出身[3]。北海道旭川北高等学校を経て[3]、1960年京都大学文学部国文学科卒[1]、1966年、同大学院文学研究科博士課程満期退学[1]。1967年京都府立大学講師[1]、1968年同助教授を経て[1]、1978年学習院大学教授[1]。2007年、定年退職[1]、学習院大学名教授[1]。2008年日本近代文学館副理事長。2010年より花園大学客員教授。
著書
編集- 『二葉亭四迷論』筑摩書房 1971
- 『島崎藤村』筑摩書房 1980
- 『「ドラマ」・「他界」 明治二十年代の文学状況』筑摩書房 1987
- 『「銀の匙」を読む』岩波書店「岩波セミナーブックス」 1993/岩波現代文庫 2012
- 『明治文学 ことばの位相』岩波書店 2004
- 『近代日本文学案内』別冊岩波文庫 2008
- 『落ち葉のはきよせ 近代文学研究余録』私家版 2009
- 『島崎藤村 「一筋の街道」を進む』ミネルヴァ書房「日本評伝選」 2012
- 『夏目漱石』岩波新書 2016
編・解説
編集注
編集参考
編集- 「島崎藤村」著者略歴
- 『文藝年鑑』2004-2011