北郷翁久
北郷 翁久(ほんごう おきひさ)は、江戸時代初期の薩摩藩士。都城私領主である北郷氏13代当主。
時代 | 江戸時代前期 |
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生誕 | 慶長15年4月14日(1610年6月5日) |
死没 | 寛永5年7月20日(1628年8月19日) |
改名 | 長千代丸(幼名)→翁久 |
別名 | 山城守(通称) |
戒名 | 覚心皎円居士 |
墓所 | 宮崎県都城市都島町の都城島津家墓地 |
主君 | 島津家久 |
藩 | 薩摩藩都城私領主 |
氏族 | 北郷氏 |
父母 |
父:北郷忠能 母:花庭玉蓮大姉(島津征久の娘) |
兄弟 | 翁久、春嶺良仲大姉(北郷久直正室)、忠亮、久常 |
妻 | 正室:島津家久の娘 |
生涯
編集慶長15年(1610年)、12代当主北郷忠能の嫡男として生まれる。元和元年(1615年)、島津宗家の人質として駿府に上り徳川家康に拝謁し太刀、縮緬等を献上する。その後、江戸へ参府し将軍徳川秀忠に拝謁し太刀、帷子等を献上し、羽織等を拝領する。寛永元年(1624年)、鹿児島城において元服。同4年(1627年)、藩主島津家久の娘を娶るが、翌年鹿児島において19歳にて病死。北郷氏の家督は弟の忠亮が相続した。