北海道信用金庫
北海道信用金庫(ほっかいどうしんようきんこ、英語:Hokkaido Shinkin Bank)は、2018年に発足した、北海道札幌市中央区に本店を置く、道内最大の信用金庫である。略称は「しんきん北海道」[2]。
北海道信用金庫本店 | |
種類 | 信用金庫 |
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略称 | しんきん北海道 |
本店所在地 |
日本 〒060-0062 北海道札幌市中央区南2条西3丁目15-1 北緯43度3分29.2秒 東経141度21分11秒 / 北緯43.058111度 東経141.35306度座標: 北緯43度3分29.2秒 東経141度21分11秒 / 北緯43.058111度 東経141.35306度 |
設立 |
1921年(大正10年)12月2日 (有限責任山鼻信用組合) |
業種 | 金融業 |
法人番号 | 3430005003118 |
金融機関コード | 1001 |
事業内容 | 協同組織金融機関 |
代表者 |
吉本淳一(特別顧問) 佐藤信明(代表理事理事長) |
純資産 | 3,277百万円 |
総資産 | 87,075百万円 |
従業員数 | 677人(役職員数) |
支店舗数 | 81店舗 |
決算期 | 3月31日 |
外部リンク | https://www.shinkin.co.jp/hokkaido/ |
特記事項:財務指標は、2015年11月に発表された、2015年3月末時点の3金庫の合算値に依拠する[1]。 |
北海道信用金庫のデータ | |
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英名 | Hokkaido Shinkin Bank |
統一金融機関コード | 1001 |
法人番号 | 3430005003118 |
店舗数 | 82店舗 |
従業員数 | 677人 |
貸出金残高 | 647,100百万円 |
預金残高 | 1,156,300百万円 |
外部リンク | https://www.shinkin.co.jp/hokkaido/ |
概要
編集2018年1月1日に道央圏に本店を置く札幌信用金庫、小樽信用金庫、北海信用金庫が合併して発足した[3]。預金残高は1兆2577億円(2021年9月)と、道内の信用金庫では唯一1兆円を超えており、(2位の旭川信用金庫は9435億円)。金融機関全体で見ても北洋銀行、北海道銀行に次いで第3位である。[要出典]
新金庫の名称に関しては、合併趣意書で謳っている『道央圏の核となり、北海道を代表する信用金庫となる』というコンセプトに合致するよう3金庫で協議し[4]、名称を「北海道信用金庫」、略称を「しんきん北海道」と決定した。 統一金融機関コード及び法人番号は札幌信用金庫の1001及び3430005003118を継承している。札幌信用金庫の営業地域は札幌市内及びその周辺地域で、同市が発行する広報誌「広報さっぽろ」の裏表紙に広告を出稿していた。 また、同市からは収納代理金融機関を受託している[5]。さらに石狩市および新篠津村からは指定金融機関を受託している[6]。
2016年に新築された札幌信金の本店に合併後の本店・本部を置き、小樽信金・北海信金の本店には事業本部を設置する。また札幌信金会長の吉本淳一が代表理事会長、同理事長の前田繁利が理事長に就任、さらに北海信金理事長の西田覚が代表理事副理事長に、小樽信金理事長の佐林史明が代表理事専務に就く[7]。
合併時における88支店・出張所は当初そのまま営業し、合併後に近接店舗の統合を進めていく方針とし、合併時に支店を出張所に変更の上3年以内に7店舗を統合することを発表している[8]。
2017年12月18日、北海道財務局より3信金に合併を認可したことが発表された[9]。
1999年の札幌信用金庫・北海信用金庫時代に、室蘭信用金庫と合同で「コンサドーレ札幌・しんきん応援団」を結成し、コンサドーレ札幌(当時)を応援する定期預金を発売した。また、札幌信用金庫には「さっしん動物ランド」と名づけられたマスコットキャラクター集団がいた。
沿革
編集存続金庫たる札幌信用金庫時代からの沿革を記述する。
- 1921年(大正10年)12月2日 - 有限責任山鼻信用組合として設立。
- 1934年(昭和9年)10月 - 南札幌信用組合に改称。
- 1951年(昭和26年)12月- 信用金庫法の施行に伴い、信用金庫に改組。札幌信用金庫に改称。
- 1956年(昭和31年)3月 - 北海信用金庫(1964年に後志信用金庫から改称された北海信用金庫とは無関係)を吸収合併。
- 2003年(平成15年)1月1日 - 石狩中央信用金庫(本店:江別市)と合併[10]。
- 2013年(平成25年)5月7日 - 本店ビル建て替えに伴い、本店営業部を新大通ビルディング1Fの仮店舗へ移転。
- 2015年(平成25年)11月2日 - 2018年1月をめどに北海信用金庫、小樽信用金庫と対等合併することで基本合意したと発表[11][12][13][14][15]。
- 2016年(平成28年)5月6日 - 新本店ビル竣工に伴い、本店営業部を旧位置に復帰[16][17]。
- 2018年(平成30年)1月1日 - 小樽信用金庫と北海信用金庫を吸収合併し、北海道信用金庫に改称。
- 2022年(令和4年)8月8日 - この日より北海道銀行との共通窓口を当金庫寿都支店内に設置した(全国の信用金庫で初めての銀行との共同窓口。この共同窓口設置により北海道銀行寿都支店は北海道銀行岩内支店に移転し、北海道銀行寿都支店ATMは廃止。代わりに当金庫寿都支店に北海道銀行ATMを設置した。)[18][19][20]。
- 2022年(令和4年)9月1日 - この日より未利用口座管理手数料を新設した[21]。
ATMサービス
編集しんきん北海道が設置したATMで当金庫のキャッシュカードで入金した場合の時間外手数料は無料となっている。ただし、他金融機関との共同ATMのうち当金庫が幹事となっていない機種については入金取引自体ができない。
totoの払い戻し店
編集スポーツ振興くじ(toto)当選券の払い戻し店は以下の店舗で取り扱う[22]。
- 本店営業部
- 大通南支店
- 中央市場支店
- 白楊支店
- 東札幌支店
- 白石支店
- 琴似支店二十四軒営業所
- 手稲支店前田出張所
- 北野通支店
- 小樽支店
- 余市支店
脚注
編集出典
編集- ^ 三金庫合併の基本合意について(平成27年11月2日) (PDF) (2017年1月29日閲覧)
- ^ 三金庫合併後の金庫名称について(平成28年11月22日)(2017年1月29日閲覧)
- ^ “3信金合併の北海道信金、営業開始 道内最大”. 日本経済新聞. (2018年1月4日) 2018年1月4日閲覧。
- ^ “札幌・北海・小樽3信金合併後の名称は『北海道信用金庫』(略称しんきん北海道) ”. 日本経済新聞. (2016年11月23日) 2016年11月23日閲覧。
- ^ “札幌市指定金融機関・札幌市収納代理金融機関”. 札幌市 2014年2月22日閲覧。
- ^ “各種事務事業の取扱い(契約・出納関係)” (PDF). 石狩市・厚田村・浜益村合併協議会. (2003年9月26日) 2014年2月22日閲覧。
- ^ “来年発足の北海道信金、余市・小樽に事業本部”. 日本経済新聞. (2017年6月20日) 2017年7月17日閲覧。
- ^ “「北海道信金」7支店廃止へ 3年以内 合併時は出張所に”. 北海道新聞. (2017年11月3日) 2017年11月3日閲覧。
- ^ “札幌信用金庫、北海信用金庫、小樽信用金庫(平成30年1月1日)”. 北海道財務局. (2017年12月18日) 2017年12月18日閲覧。
- ^ “1日に札幌信金と合併 さよなら「いししん」 惜しむ声、期待… 31-5日はATM休業 江別支店6日から”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (2002年12月26日)
- ^ 『三金庫合併の基本合意について』(プレスリリース)札幌信用金庫、2015年11月2日 。2015年11月2日閲覧。
- ^ “札幌、小樽、北海 3信金が合併へ 預金量、北海道内最大に”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (2015年11月2日)
- ^ “札幌信金、2信金と合併 道内最大の預金量に”. 日本経済新聞 (日本経済新聞社). (2015年11月2日)
- ^ “合併:北海道の3信金合意 18年1月、預金量1兆円超え”. 毎日新聞 (毎日新聞社). (2015年11月2日)
- ^ “北海道の3信金が合併合意 18年1月、預金量1兆円超え”. (livedoor news). (2015年11月2日)
- ^ “パルコ、札幌・大通に小型商業施設 16年春メド開業”. 日本経済新聞. (2013年12月25日) 2014年2月22日閲覧。
- ^ “「札幌信金」新本店ビルで営業開始 大通以南の駅前通リニューアル第1弾”. リアルエコノミー. (2016年5月8日) 2016年5月28日閲覧。
- ^ “全国の信用金庫で初めて銀行との共同窓口を設置します”. 北海道信用金庫. 2024年11月5日閲覧。
- ^ “北海道信用金庫への ATM・共同窓口の設置”. 北海道銀行. 2024年11月5日閲覧。
- ^ “寿都支店 店舗移転のお知らせ”. 北海道銀行. 2024年11月5日閲覧。
- ^ “未利用口座を対象とした 「未利用口座管理手数料」及び「口座解約」の導入について”. 北海道信用金庫. 2024年11月9日閲覧。
- ^ “toto取扱信金店舗一覧”. 2018年1月27日閲覧。