勝林寺 (京都市)
勝林寺(しょうりんじ)は、京都府京都市東山区に位置する臨済宗東福寺派の寺院である。本尊は毘沙門天。東福寺の塔頭寺院の一つである。
勝林寺 | |
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勝林寺の花手水 | |
所在地 | 京都府京都市東山区本町15-795 |
宗派 | 臨済宗東福寺派 |
本尊 | 毘沙門天 |
創建年 | 1550年(天文19年) |
正式名 | 勝林寺 |
公式サイト | 毘沙門堂 勝林寺 |
歴史
編集1550年(天文19年)に東福寺の第205世である高岳令松が創建した勝林庵に始まる。本尊の毘沙門天像は平安時代に彫刻されたものとされ、江戸時代に独秀令岱が東福寺の仏殿で発見したものを勝林寺に祀ったといわれている[1]。
東福寺の塔頭寺院の一つで、本山の境内北側鬼門に位置しており、また毘沙門天が北方守護を司ることから「東福寺の毘沙門天」と称される[2]。
本尊は秘仏だが、毎年春と秋の特別公開時に開帳される。本堂は当寺を篤く信仰していた檀家でもあった近衛家の大玄関の移築である[3]。