初谷むい
日本の歌人
初谷 むい(はつたに むい、1996年 - )は、日本の歌人。
初谷 むい (はつたに むい) | |
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誕生 |
1996年??月??日[1] 日本 兵庫県[2] |
職業 | 歌人 |
言語 | 日本語 |
最終学歴 | 北海道大学水産学部卒業[3] |
ジャンル | 短歌 |
デビュー作 | 『花は泡、そこにいたって会いたいよ』(2018年) |
所属 | ぬばたま |
ウィキポータル 文学 |
経歴
編集兵庫県に生まれ、北海道札幌市で育つ[4]。同市の高校に在学中、1年生の夏に山田航の講演を聞き短歌に関心を持つ[4]。北海道大学水産学部に進学し、同時に北海道大学短歌会に入会。2017年、同人誌「ぬばたま」創刊に参加[5]。
2018年、第一歌集『花は泡、そこにいたって会いたいよ』を刊行。2019年、第5回大学短歌バトルに獏短歌会[注 1]として出場し、優勝[6][7]。
作品リスト
編集歌集
編集- 『花は泡、そこにいたって会いたいよ』、2018年4月16日、書肆侃侃房、ISBN 978-4-86385-308-9
- 『わたしの嫌いな桃源郷』、2022年5月13日、書肆侃侃房、ISBN 978-4-86385-519-9
雑誌等掲載作品
編集- 短歌連作
- 「わたもふ」 - 『短歌ムックねむらない樹 vol.3』(書肆侃侃房、2019年8月)
- 「プールサイド/落鱗」 - 『短歌研究』2019年9月号
- 「詩短歌書」 - 『飛ぶ教室』第60号(2020年1月)
- 「砂金の日々、蜜の泡」 - 『文藝春秋』2020年4月号
- 「ちてるちてるみちています」 - 『早稲田文学』2021年春号
- 「アンチ・アンチ・クライスト」 - 『短歌研究』2021年10月号
- 「心底おもいます」 - 『文學界』2023年3月号
- 小説
- 「それからはとこしえの日々」 - 『ユリイカ』2021年1月号
- エッセイなど
- 「藪内亮輔歌集『海蛇と珊瑚』 書評」 - 『短歌研究』2019年4月号
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ 初谷むい『花は泡、そこにいたって会いたいよ』 37巻、書肆侃侃房〈新鋭短歌シリーズ〉、142頁。ISBN 978-4-86385-308-9。
- ^ 初谷むい「わたしたち歴史のこどもです」『ねむらない樹』別冊、書肆侃侃房、福岡、2020年2月22日、243頁、ISBN 978-4-86385-390-4。
- ^ “北海道大学附属図書館報「楡蔭」第164号” (PDF). 北海道大学 付属図書館. 北海道大学 (2019年4月1日). 2020年12月4日閲覧。
- ^ a b 初谷むい (2019年7月27日). “短歌との出会い 初谷むい”. a朝日新聞デジタル. 朝日新聞社. 2020年12月4日閲覧。
- ^ 『ぬばたま 創刊号』ぬばたま、2017年5月7日、48頁。
- ^ “栄冠は初優勝・獏短歌会(國學院大學 他)の手に!【第5回 大学短歌バトル2019 学生短歌会対抗 超歌合】 本戦3/2(土)、飯田橋「神楽座」にて熱く開催!!”. KADOKAWA. KADOKAWA. 2020年12月4日閲覧。
- ^ 岡恵里 (2019年3月24日). “大学短歌バトル、歌壇の将来担う 現代版の歌合、今年で5回目”. 好書好日. 朝日新聞社. 2020年12月4日閲覧。
外部リンク
編集- 初谷むい (@h_amui) - X(旧Twitter)
- 現役女子大生が紡いだ短歌の新境地! 31文字で生活の中の「エモさ」を表現、2018年11月20日、ダ・ヴィンチニュース、2020年12月4日閲覧。