切望
『切望』(せつぼう、The Craving)[1][2]とは、1918年公開のアメリカ合衆国のサイレントのドラマ映画。監督・脚本はフランシス・フォードとジョン・フォード兄弟。35mmプリントがオランダのアイフィルムミュージアムにアーカイブされている[3]。
切望 | |
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The Craving | |
監督 |
フランシス・フォード ジョン・フォード |
脚本 |
ジョン・フォード(writer) フランシス・フォード(screenplay, story) |
出演者 |
フランシス・フォード メイ・ガストン |
撮影 | エドワード・ゲラー |
配給 |
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公開 |
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上映時間 | 50分 |
製作国 |
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言語 | サイレント(英語のインタータイトル |
カクテルグラスで踊る小美人など、アルコールが見せる幻覚シーンが見もの[3]。
あらすじ
編集化学者のウェイルズは新型爆薬を開発する。その化学式を手に入れたいライバルの化学者カサリブは、ウェイルズが過去にアルコール依存症だったことを知ると、被後見人の女性グレイを使って、ウェイルズに酒を飲ませ、化学式を譲り受けることに成功する。再び酒に溺れるようになったウェイルズだが、分裂した人格に、爆弾が使われる戦場の悲惨さを見せられて目を覚ます。カサリブの研究室に行き、揉み合っていると爆薬が爆発。カサリブは死ぬ。ウェイルズはグレイと結ばれる。
キャスト
編集- キャロル・ウェイルズ:フランシス・フォード
- ビューラ・グレイ:メイ・ガストン
- アラ・カサリブ:ピーター・ジェラルド
- ディック・ウェイルズ:デューク・ウォーン
- ディックの妻:ジーン・ハサウェイ