出田りあ
日本のマリンバ奏者
出田 りあ(いでた りあ、1982年 - )は、日本のマリンバ奏者(マリンビスト)。平成音楽大学客員教授。ドイツ・ベルリン在住。夫はヴァイオリニストの樫本大進[1]。
人物・来歴
編集幼少時代
編集- 1982年、平成音楽大学学長出田敬三の長女としてオーストリア・ウィーンに生まれる[2]。2歳より熊本県に住み、父の勧めで6歳からマリンバを始める[3]。
- 1998年、九州女学院高等学校(現 ルーテル学院高校)芸術コースを卒業後、フランスへ留学。
留学時代
編集- 2001年からパリ国立高等音楽院に留学。
- 2003年「第1回パリ学生国際マリンバコンクール」でグランプリを受賞。
- パリ国立高等音楽院を審査員全員一致の首席および審査員特別賞受賞で卒業。
- ストラスブール・コンセルヴァトワール・ソリストコース修了。
師事歴
編集これまでに、吉田ミカ、水野与旨久、エリック・サミュ、エマニュエル・セジュルネ(de:Emmanuel Séjourné)に師事。
近年の活動
編集- 2005年
- 2006年、イタリア国際打楽器コンクール、フランス国際マリンバコンクールで最年少での審査員を務める。
- 2007年
- 2007年
- 10月 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団第1コンサートマスターでもある、ヴァイオリニスト樫本大進と結婚。
- 2009年
- 8月、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の首席フルート奏者エマニュエル・パユやクラリネット奏者ポール・メイエ、ピアニストのエリック・ル・サージュらが主宰するフランスのサロン・ド・プロヴァンスでの国際室内楽フェスティバルに夫である樫本大進とともに出演した。
- 9月、テレビ熊本開局40周年記念として、父である平成音楽大学学長、出田敬三のプロデュースによる「平成音楽大学プレゼンツ 夢の共演 メモリアルコンサート」[1]に出演し、敬三指揮の元、父娘で共演。
- 2010年
- 11月5日 山田和樹指揮のもと、横浜シンフォニエッタと共演。
- 2011年
家族・家系
編集脚注
編集- ^ “樫本大進×出田りあ「ベルリン・フィルのヴァイオリニストと、マリンバ奏者。音楽家夫妻の子育ては、自然体」 |芸能|婦人公論.jp”. 婦人公論.jp. 2022年2月6日閲覧。
- ^ “ほわいえインタビュー:マリンバ奏者 出田りあ”. www.kumamoto-bunkanokaze.com. 2022年2月6日閲覧。
- ^ “出田 りあ | クラシック音楽事務所ジャパン・アーツクラシック音楽事務所ジャパン・アーツ”. クラシック音楽事務所ジャパン・アーツ. 2022年2月6日閲覧。