兵庫県職員労働組合
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兵庫県職員労働組合(ひょうごけんしょくいんろうどうくみあい)は、兵庫県神戸市の兵庫県職員会館に本部を置く、兵庫県庁職員とその関連労働者によって組織されている職員団体、労働組合。日本労働組合総連合会 (連合)、全日本自治団体労働組合 (自治労) に所属[1]。
組織
編集支部
編集- 県庁支部、神戸支部、阪神支部、東播支部、西播支部、但馬支部、丹有支部、淡路支部[1]
機関紙
編集- 新聞ひょうご
- 県職労ニュース[3]
斎藤知事の告発文書問題
編集→詳細は「斎藤元彦 § 県幹部の告発文書問題」を参照
2024年3月中旬に西播磨県民局長 (当時) が斎藤元彦知事らを告発した。その件で県は局長を解任、定年退職を認めず停職3ヶ月の懲戒処分とした。それを受けて同年5月23日、県職労は「現場で職員の動揺が広がっている」として県職員局にパワーハラスメントの一掃を申し入れた[4]。しかし同年7月7日、元局長は遺書を残し自殺と見られる状況で死亡した。同月10日午前、県職労の土取節夫・中央執行委員長は「告発者が亡くなったのは痛恨の極みであり、県は告発者を守れない組織となっている。知事は記者会見を見ていても信頼は得られない発言をしており、知事のもとで職員が働く事は難しい。責任をとって辞職を求める」と片山安孝副知事に申入書を手渡した。行政機関の組合がトップに「辞めろ」と要求するのは異例[2][5][6]。同日、斎藤は「(申し入れを)重く受け止めている。職員との信頼関係を再構築し、生まれ変わって県政の立て直しを進めていきたい」と述べ、辞職を否定した[7]。
脚注
編集- ^ a b “組織”. 兵庫県職員労働組合. 2024年7月12日閲覧。
- ^ a b “【速報】「知事のもとでは働けない」県職員労組が兵庫県・斎藤知事の『辞職』申し入れ パワハラ疑惑 告発した県職員死亡”. 読売テレビ. 2024年7月12日閲覧。
- ^ “お知らせ”. 兵庫県職員労働組合. 2024年7月12日閲覧。
- ^ “ハラスメントの一掃を 兵庫県職員局に県職労が申し入れ書「職員の動揺広がっている」 批判文書問題受け”. 神戸新聞 (2024年5月28日). 2024年7月12日閲覧。
- ^ “兵庫県職員労組、斎藤知事の辞職申し入れ 内部告発の元局長死亡受け”. 朝日新聞. 2024年7月12日閲覧。
- ^ “「告発した職員を守ることできず痛恨の極み」労働組合が知事に辞職要求 一方…知事は辞職を否定”. 関西テレビ. 2024年7月12日閲覧。
- ^ “斎藤・兵庫県知事「生まれ変わって県政の立て直し進める」 県職員労組の申し入れ受け 辞職は否定”. ラジオ関西. 2024年7月12日閲覧。