兵庫県職員労働組合(ひょうごけんしょくいんろうどうくみあい)は、兵庫県神戸市の兵庫県職員会館に本部を置く、兵庫県庁職員とその関連労働者によって組織されている職員団体労働組合日本労働組合総連合会 (連合)、全日本自治団体労働組合 (自治労) に所属[1]

組織

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  • 構成人員 – 約4,000人で兵庫県庁の約4割が加入 (2024年7月時点) [2]

支部

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  • 県庁支部、神戸支部、阪神支部、東播支部、西播支部、但馬支部、丹有支部、淡路支部[1]

機関紙

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  • 新聞ひょうご
  • 県職労ニュース[3]

斎藤知事の告発文書問題

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2024年3月中旬に西播磨県民局長 (当時) が斎藤元彦知事らを告発した。その件で県は局長を解任、定年退職を認めず停職3ヶ月の懲戒処分とした。それを受けて同年5月23日、県職労は「現場で職員の動揺が広がっている」として県職員局にパワーハラスメントの一掃を申し入れた[4]。しかし同年7月7日、元局長は遺書を残し自殺と見られる状況で死亡した。同月10日午前、県職労の土取節夫・中央執行委員長は「告発者が亡くなったのは痛恨の極みであり、県は告発者を守れない組織となっている。知事は記者会見を見ていても信頼は得られない発言をしており、知事のもとで職員が働く事は難しい。責任をとって辞職を求める」と片山安孝副知事に申入書を手渡した。行政機関の組合がトップに「辞めろ」と要求するのは異例[2][5][6]。同日、斎藤は「(申し入れを)重く受け止めている。職員との信頼関係を再構築し、生まれ変わって県政の立て直しを進めていきたい」と述べ、辞職を否定した[7]

脚注

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外部リンク

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