六ツ川

横浜市南区の町
六ツ川町から転送)

六ツ川(むつかわ)は、神奈川県横浜市南区の町名。現行行政地名は六ツ川一丁目から六ツ川四丁目。住居表示未実施区域[6]

六ツ川
町丁
神奈川県立横浜国際高等学校
地図北緯35度25分34秒 東経139度34分57秒 / 北緯35.426233度 東経139.582569度 / 35.426233; 139.582569
日本の旗 日本
都道府県 神奈川県の旗 神奈川
市町村 横浜市
行政区 南区
人口情報2023年(令和5年)4月30日現在[1]
 人口 21,766 人
 世帯数 10,958 世帯
面積[2]
  1.937 km²
人口密度 11236.96 人/km²
設置日 1967年昭和42年)1月15日
郵便番号 232-0066[3]
市外局番 045(横浜MA[4]
ナンバープレート 横浜
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神奈川県の旗 ウィキポータル 神奈川県
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六ツ川町
日本の旗 日本
都道府県 神奈川県
市町村 横浜市
南区
町名制定 1927年(昭和2年)4月1日
町名廃止 1967年(昭和42年)1月15日
坂道にある送電鉄塔の下に整備された庭園(六ツ川3丁目、北緯35度25分56.6秒 東経139度34分44.3秒[5]
六ツ川台団地

地理

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横浜市南区西部に位置し、西端は保土ケ谷区戸塚区港南区に接する。一丁目から三丁目がV字形の形状をしており、戸塚区に食い込むように四丁目が西に張り出す。正式な表記は六川だが[7]、六[8]や六[9]の表記も混在する。 東西に神奈川県道218号弥生台桜木町線(平戸桜木道路)、南北に横浜横須賀道路が通り六ッ川料金所があるが、町内にインターチェンジは設けられていない。二丁目西部には神奈川県立こども医療センターがあり、隣接する港南区芹が谷にかけては医療機関が集積する地区となっている。三丁目には横浜パークタウンや六ッ川台団地など集合住宅が立ち並ぶ。また狩場町との隣接地には横浜市こども植物園がある。

面積

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面積は以下の通りである[2]

丁目 面積(km2
六ツ川一丁目 0.551
六ツ川二丁目 0.662
六ツ川三丁目 0.546
六ツ川四丁目 0.178
1.937

地価

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住宅地の地価は、2023年令和5年)1月1日公示地価によれば、六ツ川2丁目3番153の地点で16万7000円/m2となっている[10]

沿革

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古くは武蔵国久良岐郡引越村で、1889年明治22年)4月1日に周辺の村と合併、大岡川村大字引越となる。1927年昭和2年)4月1日に横浜市に編入、横浜市六ツ川町となる。六ツ川の地名は、古い広域地名の「多々久郷」が弘明寺・中里・別所・最戸・久保・引越の六ヶ村に分かれたこと、市町村制施行時に大岡川村となったことに由来する。また、鮫ヶ谷・久保谷・マンヶ谷・九田谷・荒戸谷・御堂谷の谷側に由来するとの別説もある[11]。1927年(昭和2年)10月1日に区制施行、中区となったのち、1943年(昭和18年)に新設した南区に編入された。1967年(昭和42年)1月15日に六ツ川町の町名が廃止され、六ツ川一丁目から三丁目を新設。次いで1969年(昭和44年)10月1日に四丁目が新設された[7]1975年(昭和50年)7月28日に六ツ川一丁目の一部が中里三丁目、中里四丁目に編入されている[12]

なお、追加で新設された四丁目は上記の六ツ川とは本来別個の地域で、古くは相模国鎌倉郡永谷村の一部であった。1889年明治22年)4月1日に上野庭村、下野庭村および平戸村飛地と合併、永野村の一部となる[11]1936年昭和11年)10月1日横浜市に編入、中区の一部となり、下永谷町となる。1943年(昭和18年)12月1日に分区により南区に編入、1969年(昭和44年)10月1日に下永谷町のうち、北端で六ツ川三丁目に隣接した地域(字山谷)を六ツ川四丁目とした(下永谷町の他の地域は、同日分区により港南区に編入)。

町名の変遷

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実施後 実施年月日 実施前(各町名ともその一部)
六ツ川一丁目 1967年(昭和42年)1月15日 六ツ川町(一部)
六ツ川二丁目 六ツ川町、中里町、最戸町、大久保町、別所町(各一部)
六ツ川三丁目 六ツ川町、最戸町、大久保町、別所町(各一部)
六ツ川四丁目 1969年(昭和44年)10月1日 下永谷町(一部)

世帯数と人口

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2023年(令和5年)4月30日現在(横浜市発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]

丁目 世帯数 人口
六ツ川一丁目 2,916世帯 5,425人
六ツ川二丁目 3,669世帯 7,422人
六ツ川三丁目 3,362世帯 6,844人
六ツ川四丁目 1,011世帯 2,075人
10,958世帯 21,766人

人口の変遷

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国勢調査による人口の推移。

人口推移
人口
1995年(平成7年)[13]
25,276
2000年(平成12年)[14]
24,421
2005年(平成17年)[15]
24,231
2010年(平成22年)[16]
23,875
2015年(平成27年)[17]
22,729
2020年(令和2年)[18]
22,073

世帯数の変遷

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国勢調査による世帯数の推移。

世帯数推移
世帯数
1995年(平成7年)[13]
9,009
2000年(平成12年)[14]
9,291
2005年(平成17年)[15]
9,499
2010年(平成22年)[16]
9,862
2015年(平成27年)[17]
9,801
2020年(令和2年)[18]
10,224

学区

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市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2021年8月時点)[19]

丁目 番・番地等 小学校 中学校
六ツ川一丁目 249番地〜250番地の1
250番地の4・5・8、388番地
横浜市立南小学校 横浜市立南が丘中学校
1〜131番地、133〜235番地
239〜248番地、250番地の2・3
250番地の6・7、251〜253番地
258〜263番地
横浜市立井土ケ谷小学校 横浜市立南中学校
132番地、310番地(崖の上)
668番地
横浜市立六つ川小学校
236〜238番地、254〜257番地
264〜309番地、310番地(崖の下)
311〜387番地、389〜667番地
669〜719番地、728番地以降
横浜市立六ツ川中学校
六ツ川二丁目 1〜13番地、15〜38番地
41〜46番地、48番地
50〜51番地、79番地〜110番地の4
14番地、57番地の7
62番地の24〜32、63〜78番地
110番地の5以降
横浜市立六つ川西小学校
39〜40番地、47番地、49番地
52番地〜57番地の6
57番地の8〜62番地の23
62番地の33〜42
横浜市立別所小学校
六ツ川三丁目 17番地以降 横浜市立六つ川台小学校
1〜16番地 横浜市立六つ川小学校
六ツ川四丁目 全域 横浜市立六つ川西小学校

事業所

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2021年(令和3年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[20]

丁目 事業所数 従業員数
六ツ川一丁目 190事業所 1,407人
六ツ川二丁目 178事業所 2,744人
六ツ川三丁目 110事業所 1,366人
六ツ川四丁目 53事業所 471人
531事業所 5,988人

事業者数の変遷

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経済センサスによる事業所数の推移。

事業者数推移
事業者数
2016年(平成28年)[21]
513
2021年(令和3年)[20]
531

従業員数の変遷

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経済センサスによる従業員数の推移。

従業員数推移
従業員数
2016年(平成28年)[21]
5,065
2021年(令和3年)[20]
5,988

施設

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教育機関

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  • 神奈川県立横浜国際高等学校
  • 横浜市立六ツ川中学校
  • 横浜市立南中学校
  • 横浜市立六つ川西小学校
  • 横浜市立六つ川台小学校
  • 神奈川県立横浜南養護学校         
  • 横浜市立六つ川小学校

公共施設

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商業施設・金融機関

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その他

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  • 横浜市こども植物園

その他

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女優、歌手の斉藤由貴[要出典]マヂカルラブリー野田クリスタル[22]の出身地である。

日本郵便

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警察

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町内の警察の管轄区域は以下の通りである[24]

丁目 番・番地等 警察署 交番・駐在所
六ツ川一丁目 1〜689番地、693番地109
715番地8・9・12・13
716番地10・12・24・26・27
南警察署 六ツ川交番
その他 大池交番
六ツ川二丁目 1〜79番地 六ツ川交番
その他 大池交番
六ツ川三丁目 全域
六ツ川四丁目 全域

脚注

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  1. ^ a b 令和5(2023)年 町丁別人口(住民基本台帳による)町丁別人口_令和5年4月” (XLSX). 横浜市 (2023年5月10日). 2023年5月15日閲覧。 “(ファイル元のページ)(CC-BY-4.0)
  2. ^ a b 横浜市町区域要覧、1 - 20, 21頁
  3. ^ a b 六ツ川の郵便番号”. 日本郵便. 2021年8月11日閲覧。
  4. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
  5. ^ ストリートビュー - google map
  6. ^ 住居表示実施町名一覧 (令和2年10月19日現在)”. 横浜市 (2020年10月29日). 2021年8月28日閲覧。
  7. ^ a b 横浜市港南区の町名一覧” (PDF). 横浜市 (2021年6月18日). 2022年8月15日閲覧。
  8. ^ 横浜市立六つ川小学校
  9. ^ 横浜六ッ川郵便局
  10. ^ 国土交通省地価公示・都道府県地価調査”. 国土交通省. 2023年6月4日閲覧。
  11. ^ a b 『横浜の町名』1996年12月、横浜市市民局総務部住居表示課発行
  12. ^ 住居表示旧新対照表 南区 中里・別所地区” (PDF). 横浜市 (1975年7月28日). 2022年8月15日閲覧。
  13. ^ a b 平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2019年8月16日閲覧。
  14. ^ a b 平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2019年8月16日閲覧。
  15. ^ a b 平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年8月16日閲覧。
  16. ^ a b 平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年8月16日閲覧。
  17. ^ a b 平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年8月16日閲覧。
  18. ^ a b 令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) -男女別人口,外国人人口及び世帯数-町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2022年2月20日閲覧。
  19. ^ 小・中学校等の通学区域一覧(通学規則 別表)”. 横浜市 (2021年8月5日). 2021年8月8日閲覧。
  20. ^ a b c 経済センサス‐活動調査 / 令和3年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 事業所数、従業者数(町丁・大字別結果)”. 総務省統計局 (2023年6月27日). 2023年9月15日閲覧。
  21. ^ a b 経済センサス‐活動調査 / 平成28年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 都道府県別結果”. 総務省統計局 (2018年6月28日). 2019年10月23日閲覧。
  22. ^ 横浜出身芸人が事務所の垣根を超えて爆笑トーク!~坪倉由幸(我が家)×野田クリスタル(マヂカルラブリー)対談編”. 角川アスキー総合研究所 (2021年3月14日). 2022年8月15日閲覧。
  23. ^ 郵便番号簿 2020年度版” (PDF). 日本郵便. 2021年8月7日閲覧。
  24. ^ 交番案内”. 南警察署. 2023年10月22日閲覧。

参考資料

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