八幡神社 (酒田市市条)
酒田市市条にある神社
八幡神社(はちまんじんじゃ)とは、山形県酒田市市条にある神社である。旧称一条八幡宮、これにちなんで一条八幡神社とも呼ばれる。酒田市旧八幡町はこれに由来する。
八幡神社 | |
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所在地 | 山形県酒田市市条字水上壱番ノ内1 |
位置 | 北緯38度57分52.8秒 東経139度56分16.4秒 / 北緯38.964667度 東経139.937889度座標: 北緯38度57分52.8秒 東経139度56分16.4秒 / 北緯38.964667度 東経139.937889度 |
主祭神 |
応神天皇 仲哀天皇 神功皇后 |
社格等 | 県社 |
創建 | 元慶元年(877年) |
別名 | 一条八幡宮(旧称)、一条八幡神社 |
例祭 | 5月1日 |
主な神事 | 鬼遣らい、奴振り大名行列、流鏑馬 |
地図 |
祭神
編集由来
編集八幡神社(旧称:一条八幡宮)は、出羽山地より流れ出た荒瀬川が、庄内平野に向かって開ける市条地区に所在する。市条の名は、条里制に由来する。
一条八幡宮の創建は、元慶元年(877年)に、出羽国国司藤原朝臣により、蝦夷討伐を祈願して、石清水八幡宮から勧請されたことに始まる(小野篁による勧請とも)。建立当時の出羽国府「城輪柵」に近く、出羽国府宮(総社)ではなかったかと推定されているが、諸説あり、いまだ断定はされていない。
清和源氏の崇敬により、八幡信仰が全国的に伝播するようになると、一条八幡宮は、代々の国司、郡司、民衆の信仰を集めるようになった。室町時代の永享年間には、神社周辺に堀を廻らして荒瀬川の水を引き、寄進された周囲の田畑への灌漑を行った。
境内
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