元木靖
日本の地理学者
元木 靖(もとき やすし、1944年 - )は、日本の地理学者、専門は、人文地理学、開発地理学、中国地誌[1]。「日本の稲作に関する第一級の専門家」と評され[2]、特に東北地方の水田開発などを研究し、さらに中国などアジアの農業についても論じている。
経歴
編集東北大学理学部地学科地理学専攻を卒業後、東北大学大学院理学研究科博士課程へ進み、単位取得退学[1]。後、1995年に「現代日本の水田開発の特性とメカニズムに関する開発地理学的研究」により、東北大学より博士(理学)を取得した[3][4]。
埼玉大学教養学部教授、国立環境研究所客員研究員などを経て、2007年に立正大学経済学部教授[5]。その後、2014年に立正大学を退職して名誉教授を贈られ[6]、埼玉大学名誉教授、立正大学名誉教授となっている[7]。
栄典
編集おもな業績
編集脚注
編集- ^ a b c “元木 靖 (もとき・やすし)”. 埼玉大学. 2015年3月30日閲覧。
- ^ 小野寺淳「元木靖著:中国変容論—食の基盤と環境」(PDF)『季刊地理学』第65巻第3号、2013年、141-143頁、2015年3月31日閲覧。
- ^ “現代日本の水田開発の特性とメカニズムに関する開発地理学的研究 元木靖”. 国立国会図書館. 2015年3月30日閲覧。
- ^ “元木靖” (PDF). 東北大学. 2015年3月31日閲覧。
- ^ “元木靖”. 立正大学. 2015年3月30日閲覧。
- ^ “モラりすレポート 名誉教授称号記授与式”. 立正大学 (2014年6月9日). 2015年3月31日閲覧。
- ^ “第7回 札幌学院大学総合研究所シンポジウムちらし” (PDF). 札幌学院大学. 2015年3月31日閲覧。
- ^ 『官報』号外259号、令和6年11月5日
- ^ “令和6年秋の叙勲 瑞宝中綬章受章者” (PDF). 内閣府. p. 20 (2024年11月3日). 2024年11月9日閲覧。