偉仙 方裔(いせん ほうえい)は、南北朝時代から室町時代後期の臨済宗の僧。
園田光氏の子[2]。下野鑁阿寺で出家し、密教を学び、華厳、法華、倶舎論も修める[1]。のち臨済宗に転じ鎌倉円覚寺の大喜法忻、常陸法雲寺の復庵宗己に師事し、大喜の法を嗣ぐ[1]。永和3年/天授3年(1377年)下野浄因寺開山となり、出版事業にも携わった[1]。