倭語類解
李氏朝鮮において18世紀に編纂された日韓対訳辞書
『倭語類解』(わごるいかい)は、李氏朝鮮において編纂された日韓対訳辞書であり、日本語の教科書・語彙集(類解)。近世日本語に関する「朝鮮資料」の一つ。上下2巻2冊。
『倭語類解』 (わごるいかい) | |
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言語 | 日本語・朝鮮語 |
類型 | 古辞書 |
出版地 |
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最初の出版日 | 18世紀[1] |
バリエーション |
板本 写本 |
数量 ; 大きさ | 上下2巻2冊 |
諸本
編集以下がある[2]。
脚注
編集- ^ 安田章 (1980), p. 150, 364.
- ^ 成旻慶 (1991), p. [要ページ番号].
- ^ 片茂鎮 (1986), p. [要ページ番号].
参考文献
編集- 図書
- 安田章『朝鮮資料と中世国語』笠間書院、1980年7月。
- 鄭光、裵聖祐、金裕正 著、金京淑 訳『倭語類解研究』臨川書店、2016年6月。ISBN 978-4-653-04333-1。
- 論文
- 成旻慶「『倭語類解』の日本漢字音の研究」『博士論文』、東北大学、1995年2月。
- 成旻慶「『倭語類解』の刊本と写本の体裁比較:苗代川写本『和語類解』の原本復元の試みから」『東北大学日本語学科論集』第1号、1991年9月、92-106頁。
- 片茂鎮「『倭語類解』と『交隣須知』の相互交渉について:原「交隣須知」復元への試みから」『岡大国文論稿』第14号、1986年3月、22-33頁。