作木口駅
かつて島根県邑智郡邑南町にあった西日本旅客鉄道の駅
作木口駅(さくぎぐちえき)は、島根県邑智郡邑南町上田上ケ畑にあった、西日本旅客鉄道(JR西日本)三江線の駅(廃駅)である。三江線の廃止に伴い、2018年(平成30年)4月1日に廃駅となった。
作木口駅 | |
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全体の様子(2008年7月) | |
さくぎぐち Sakugiguchi | |
◄江平 (1.7 km) (4.8 km) 香淀► | |
所在地 | 島根県邑智郡邑南町上田上ケ畑3341 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | ■三江線 |
キロ程 | 84.9 km(江津起点) |
電報略号 | サク |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗車人員 -統計年度- |
5人/日(降車客含まず) -2017年- |
開業年月日 | 1963年(昭和38年)6月30日[1] |
廃止年月日 | 2018年(平成30年)4月1日 |
備考 |
無人駅 路線廃止に伴う廃駅 |
歴史
編集年表
編集- 1963年(昭和38年)6月30日:三江南線(当時)の式敷駅 - 口羽駅間延伸に伴い、開業[1][2]。旅客営業のみの無人駅[3]。
- 1975年(昭和50年)8月31日:当駅を含む江津駅 - 三次駅間が全通したため三江南線が三江線の一部となり、当駅もその所属となる。
- 1976年(昭和51年)11月6日:香淀駅寄り300 mの位置に移転[1]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道が継承[1]。
- 2018年(平成30年)4月1日:三江線の全線廃止に伴い、廃駅となる。
- 2023年(令和5年)4月1日:邑南町が町内の作木口駅を「邑南町三江線鉄道公園」として整備[4]。
駅名の由来
編集駅構造
編集三次方面に向かって左側(構内の北東側)に、単式ホーム1面1線を持つ地上駅(停留所)であった。浜田鉄道部が管理する無人駅で駅舎は存在せず、屋根付き待合室のみ設置されていた。入場時には、直接ホームに入る形状になっていた。なお、自動券売機等の設備はなかった。
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駅全景。待合室は残存している(2019年9月)
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駅構内。立入禁止となっていた(2019年9月)
利用状況
編集近年の1日平均乗車人員は以下の通りである。なお、1994年度は15人、1984年度は13人だった。
乗車人員推移 | |
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年度 | 1日平均人数 |
1999 | 10 |
2000 | 12 |
2001 | 10 |
2002 | 14 |
2003 | 12 |
2004 | 11 |
2005 | 6 |
2006 | 5 |
2007 | 5 |
2008 | 9 |
2009 | 6 |
2010 | 10 |
2011 | 7 |
2012 | 9 |
2013 | 6 |
2014 | 9 |
2015 | 7 |
2016 | 8 |
2017 | 5 |
駅周辺
編集その他
編集隣の駅
編集脚注
編集- ^ a b c d 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、333頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 「日本国有鉄道公示第318号」『官報』1963年6月25日。
- ^ 「通報 ●三江南線の延長開業について(営業局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1963年6月25日、2面。
- ^ “旧三江線の作木口駅、鉄道公園に 邑南”. 中国新聞. (2023年4月3日) 2023年8月5日閲覧。
- ^ “川の駅 三次線” (PDF). 君田交通. 2022年10月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月30日閲覧。
- ^ 「(駅 三江線35の物語:26)作木口 季節ごと、景色変える滝 徒歩35分で広島県の名勝」『朝日新聞』朝日新聞社、2018年3月2日、大阪地方版/島根、34面。
- ^ 三江線神楽愛称駅名・大型愛称駅名板・神楽演目解説 (PDF) - 三江線活性化協議会。
関連項目
編集外部リンク
編集- JR西日本(作木口駅) - ウェイバックマシン(2018年3月26日アーカイブ分)
- ぶらり三江線WEB:作木口 - 三江線改良利用促進期成同盟会・三江線活性化協議会 - ウェイバックマシン(2017年7月3日アーカイブ分)