佐野美波
日本の財務官僚
来歴
編集新潟県出身[1]。東京大学法学部卒業。東大法学部在学中に国家公務員一種試験(法律区分)に合格[2]。1998年 大蔵省入省(国際金融局総務課)。アジア通貨危機の影響が大きく残る時期で、より強いシステムを作るためにIMFやサミット準備の場で各国から様々な提案が行われていた[3]。また、国際機構課では日本としての対応の検討に関わった。ここでフランスの対応に興味を惹かれたことが、後のフランス留学につながった[3]。2004年7月 農林水産省大臣官房へ出向。農政の歴史や改革への熱い思いに触れた[3]。
2006年から財務省理財局計画官補佐。財政投融資を担う部署で、各機関からの要求を審査していた[3]。2009年 主計局総務課長補佐(歳入・国債)兼主計局主計企画官補佐(財政分析係主査)[4]。2011年 主計局主計官補佐(環境係主査)。地球環境保全、廃棄物・リサイクル対策など、環境省予算を担当[5]。東日本大震災により、当初は2000億円だったが、補正後には1兆4000億に達した[5]。
2020年7月22日 主税局総務課主税企画官兼主税局総務課社会保障・税一体改革調整室長兼主税局調査課。2021年7月9日 主税局税制第一課主税企画官兼主税局税制第三課。2022年7月1日 理財局計画官(内閣・財務、農林水産・環境、経済産業、海外投資担当)。2023年7月7日 理財局国債業務課長。
略歴
編集- 1998年4月:大蔵省入省(国際金融局総務課)。
- 1998年6月:国際局総務課。
- 1999年:国際局国際機構課。
- 2000年:福岡国税局調査査察部。
- 2000年:留学(パリ第2大学)。
- 2001年:留学(パリ第5大学)。
- 2002年:財務省関税局関税課参事官室。
- 2004年7月:農林水産省大臣官房企画評価課係長。
- 2006年:理財局計画官補佐(国土交通担当)。
- 2007年7月:理財局計画官補佐(経済産業担当)。
- 2008年:理財局国庫課長補佐(総括・国庫調査)[6]。
- 2009年:主計局総務課長補佐(歳入・国債) 兼 主計局主計企画官補佐(財政分析係主査)[4]。
- 2010年:主計局主計官補佐(文部科学第4係主査)。
- 2011年:主計局主計官補佐(環境係主査)。
- 2012年:主計局主計官補佐(司法・警察係主査)。
- 2013年6月:大臣官房文書課業務企画室課長補佐(業務企画) 兼 大臣官房文書課広報室課長補佐(広報)(産休・育児休業)[7]。
- 2015年:国税庁長官官房総務課調査室長。
- 2016年6月22日:大臣官房信用機構課機構業務室長 兼 大臣官房政策金融課長補佐。
- 2018年7月17日:理財局国有財産企画課政府出資室長 兼 理財局財政投融資総括課。
- 2020年7月22日:主税局総務課主税企画官 兼 主税局総務課社会保障・税一体改革調整室長 兼 主税局調査課。
- 2021年7月9日:主税局税制第一課主税企画官 兼 主税局税制第三課。
- 2022年7月1日:理財局計画官(内閣・財務、農林水産・環境、経済産業、海外投資担当)。
- 2023年7月7日:理財局国債業務課長。