シネマサンシャイン
日本のシネマコンプレックス
(佐々木興業から転送)
シネマサンシャイン(Cinema Sunshine)は、佐々木興業株式会社が経営する日本のシネマコンプレックス。
グランドシネマサンシャイン池袋が入居する グランドスケープ池袋(2019年10月) | |
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒170-0013 東京都豊島区東池袋1-14-3 |
設立 | 1943年4月 |
業種 | サービス業 |
法人番号 | 7013301004620 |
事業内容 | 映画興行 |
代表者 | 佐々木伸一 |
資本金 | 1億4500万円(2004年3月時点、グループ全体) |
支店舗数 | 劇場一覧参照 |
主要子会社 |
佐々木総合管理株式会社 佐々木地所株式会社 |
外部リンク | https://www.cinemasunshine.co.jp/ |
店舗の傾向
編集首都圏と四国を中心に15サイトのシネマコンプレックスを展開している。経営する佐々木興業は老舗の映画興行会社であり、小規模商店的な経営文化であるため、役員が皆プレイングマネージャーとして動くなどローコスト経営が根づいている。そのため、飽和状態とも言われ他社が出店を控える近年でも、土浦、かほく、エミフルMASAKIを出店しており、業界内での存在感を示している[1]。
主にイオングループのショッピングセンター(本州ではイオンモール、四国ではフジ・リテイリング運営の各施設など)に出店している。一方で、既存館については整理を進めており、柏や草加などは契約満了を機に閉館している。
プレミアムフォーマットの見本市のようなグランドシネマサンシャイン池袋を開業させ、最上級のIMAXスクリーン規格であるIMAXレーザー/GTテクノロジーを日本国内では2例目として導入するなど、他のシネマコンプレックスと比べて店舗数が少ない分プレミアムフォーマットによる上映に非常に力を入れている。
沿革
編集- 1943年
- 4月 - 会社設立。
- 1978年
- 1985年
- 1994年
- 12月 - 池袋シネマサンシャインに1スクリーン増設。
- 1997年
- 7月12日 - 1フロアにスクリーンを集約したマルチプレックスタイプの茂原シネマサンシャインを開館。
- 2003年
- 5月9日 - 松山シネマサンシャインを閉館し大街道シネマサンシャインに統合。
- 2008年
- 5月 - 現社長就任。
- 2009年
- 5月1日 - 劇場名称の地域名を後ろにする改称を実施(例:池袋シネマサンシャイン→シネマサンシャイン池袋)。
- 2011年
- 7月1日 - IMAXデジタルシアター&フルデジタルシネコンのシネマサンシャイン大和郡山を開館。関西への進出は初。
- 2014年
- 4月25日 - シネマサンシャイン平和島に東日本初・シネマサンシャイン初の4DXシアターをオープン。
- 2017年
- 2019年
- 7月12日 - シネマサンシャイン池袋が閉館。
- 7月19日 - 旗艦劇場となるグランドシネマサンシャインを開館。
- 2022年
- 10月1日 - 子会社の佐々木総合管理株式会社が、スガイディノスの映画館事業を譲受(株式会社ディノスシネマ株式のうち85.1%をGENDA GiGO Entertainmentから取得)[2]。
設備
編集情報は2024年6月現在のものとなる。
設備名 | 備考 |
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IMAX |
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ULTRA 4DX | |
4DX | 同社では全国8館(うち2劇場はULTRA 4DX)に導入 |
SCREENX | 同社では全国4館(うち2劇場はULTRA 4DX)に導入 |
BESTIA |
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ドルビーアトモス | 同社では4館に採用 |
DTS-X | 同社では池袋のみに採用 |
劇場
編集情報は2024年6月現在のものとなる。
IMAXや4DXなど個別に記事がある設備の導入劇場に関しては各記事を参照。
劇場名 | 所在地 | 開館日 | Scr | 備考 |
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池袋 | 東京都豊島区 グランドスケープ池袋 |
2019年7月19日 | 12スクリーン 2,465席 |
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平和島 | 東京都大田区 ビッグファン平和島 |
2002年7月24日 | 7スクリーン 1,307席 |
アメイジング・サウンドシアター(ドルビーアトモス導入)を完備 |
ユーカリが丘 | 千葉県佐倉市 ユーカリプラザ |
2018年6月15日 | 8スクリーン 1,252席 |
前身は「イオンシネマユーカリが丘」(1999年3月6日-2018年5月31日) |
土浦 | 茨城県土浦市 イオンモール土浦 |
2009年5月28日 | 9スクリーン 1,446席 |
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沼津 | 静岡県沼津市 BiVi沼津 |
2006年4月15日 | 8スクリーン 1,147席 |
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ららぽーと沼津 | 静岡県沼津市 ららぽーと沼津 |
2019年10月4日 | 10スクリーン 1,826席 |
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かほく | 石川県かほく市 イオンモールかほく |
2009年10月24日 | 8スクリーン 1,510席 |
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大和郡山 | 奈良県大和郡山市 イオンモール大和郡山 |
2011年7月1日 | 9スクリーン 1,547席 |
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下関 | 山口県下関市 シーモール下関 |
2014年7月5日 | 9スクリーン 1,117席 |
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衣山 | 愛媛県松山市 パルティフジ衣山 |
2000年12月9日 | 9スクリーン 1,473席 |
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エミフルMASAKI | 愛媛県伊予郡松前町 エミフルMASAKI |
2010年2月27日 | 9スクリーン 1,498席 |
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重信 | 愛媛県東温市 フジグラン重信 |
2003年7月5日 | 7スクリーン 1,094席 |
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北島 | 徳島県板野郡北島町 フジグラン北島 |
2001年12月1日 | 8スクリーン 1,283席 |
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飯塚 | 福岡県飯塚市 ゆめタウン飯塚 |
2023年7月29日 | 9スクリーン 1,247席 |
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姶良 | 鹿児島県姶良市 イオンタウン姶良 |
2017年4月22日 | 9スクリーン 1,288席 |
日本初の4K・9Pレーザープロジェクションシステムを導入 |
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シネマサンシャイン平和島があるビッグファン平和島
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シネマサンシャイン平和島の4DXシアターの座席
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シネマサンシャイン土浦があるイオンモール土浦
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シネマサンシャイン沼津があるBiVi沼津
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シネマサンシャイン北島があるフジグラン北島
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シネマサンシャイン重信があるフジグラン重信西館
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シネマサンシャイン姶良のロビー
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エミフルMASAKI「エミアミューズ」の一帯。右端にシネマへの入り口が見える。
撤退した劇場
編集劇場名 | 所在地 | 営業時期 | 規模 | 備考 |
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岩井 | 茨城県坂東市 マルエツ岩井店 |
1999年3月11日 2013年1月31日 |
6スクリーン 905席 |
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草加 | 埼玉県草加市 | 1993年12月18日 2008年8月31日 |
4スクリーン 362席 |
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柏 | 千葉県柏市 | 1993年12月5日 2008年1月18日 |
2スクリーン 420席 |
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茂原 | 千葉県茂原市 茂原ショッピングプラザアスモ |
1997年7月12日 2012年9月2日 |
6スクリーン 889席 |
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松戸 | 千葉県松戸市 西口公園前綜合第3ビル |
1993年3月13日 2013年1月31日 |
7スクリーン 872席 |
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池袋 | 東京都豊島区 | 1985年7月6日 2019年7月12日 |
6スクリーン 1409席 |
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松山 | 愛媛県松山市 | 1978年12月改築 2003年5月9日 |
6スクリーン 1478席 |
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大街道 | 愛媛県松山市 松山第2佐々木ビル |
1989年12月22日 2021年1月11日[10] |
5スクリーン 494席 |
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宇和島 | 愛媛県宇和島市 | 1990年**月**日 2005年4月10日 |
3スクリーン 374席 |
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今治 | 愛媛県今治市 フジグラン今治 |
1999年12月4日 2013年9月30日 |
6スクリーン 909席 |
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大洲 | 愛媛県大洲市 |
1999年7月3日 2019年1月6日 |
6スクリーン 936席 |
階 | 施設 |
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7階 | シネマサンシャイン5番館(88席) |
6階 | シネマサンシャイン4番館(144席) |
5階 | シネマサンシャイン3番館(42席) シネマサンシャイン2番館(110席) |
4階 | シネマサンシャイン1番館(110席) |
3階 | 空きテナント |
2階 | 空きテナント |
1階 |
シネマサンシャイン池袋 CINEMA SUNSHINE IKEBUKURO | |
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情報 | |
正式名称 | シネマサンシャイン池袋 |
旧名称 | 池袋シネマサンシャイン |
完成 | 1985年 |
開館 | 1985年7月6日 |
閉館 | 2019年7月12日 |
収容人員 | (6スクリーン)1,409人 |
客席数 |
1番館:234席 2番館:176席 3番館:135席 4番館:264席 5番館:409席 6番館:139席 |
設備 |
6.1chデジタルサウンド、DLP MasterImage 3D |
用途 | 映画上映 |
運営 | 佐々木興業株式会社 |
所在地 |
〒170-0013 東京都豊島区東池袋1丁目14-3 |
外部リンク | シネマサンシャイン池袋 |
シネマサンシャイン大街道があった松山第2佐々木ビル
シネマサンシャイン大街道の場内
今治シネマサンシャインのあったフジグラン今治
フジグラン今治にあったシネマサンシャインのサイン
関連項目
編集脚注
編集- ^ 「インタビュー 佐々木興業(株)代表取締役社長 佐々木伸一 投資家の視点にたった会社経営」『文化通信ジャーナル』第49巻第8号、文化通信社、2009年8月、46-49頁。
- ^ 株式会社 GENDA GiGO Entertainmentが初の映画館事業への出資を実施GENDA 2022年9月20日
- ^ 体感型シアター・4DXScreenが“ULTRA 4DX”に生まれ変わる,映画ナタリー,2024年4月18日
- ^ 体感型シアター「4DXScreen」が「ULTRA 4DX」に名称変更 リブランディングがスタート,映画.com,2024年4月18日
- ^ 株式会社インプレス (2021年7月1日). “満足度の高い映画館ランキング2021。1位はグランドシネマサンシャイン池袋”. AV Watch. 2023年3月4日閲覧。
- ^ “ASMO劇場”. 茂原ショッピングプラザアスモ. 2017年11月12日閲覧。
- ^ “興行街、佐々木興業、「松戸」をシネコン化、計7Sに”. 文化通信.com (2006年3月31日). 2010年9月22日閲覧。
- ^ “松戸 映画の灯消える 「シネマサンシャイン」閉館”. 東京新聞. (2013年2月1日) 2013年2月16日閲覧。
- ^ 池袋シネマサンシャインが34年の歴史に幕。7月12日閉館、新劇場へ,AV Watch,2019年5月21日
- ^ “シネマサンシャイン大街道、来年1月に閉館へ:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル. 2021年1月14日閲覧。
- ^ “サンシャインハイツ”. 不動産アーカイブ. HOME'S(ネクスト). 2015年2月28日閲覧。
- ^ “宇和島 芝居・活動小屋幻景”. タナベ昭和館. WordPress.com (2015年2月20日). 2015年2月28日閲覧。
- ^ 「戦後の娯楽」(PDF)、宇和島100年の歴史、2015年2月28日閲覧。
- ^ “愛媛)南予唯一の映画館 1月6日に閉館へ 大洲”. 朝日新聞デジタル (2018年12月28日). 2019年2月17日閲覧。
- ^ “西日本豪雨:半年 シネマサンシャイン大洲 浸水乗り越え20年で幕 一時的な避難所にも /愛媛”. 毎日新聞 (2019年1月7日). 2019年2月17日閲覧。
外部リンク
編集- シネマサンシャイン
- 平和島シネマサンシャイン - 『港町キネマ通り』2003年2月取材
- グランドシネマサンシャイン (@cs_ikebukuro) - X(旧Twitter)