伊奈正人
社会学者
伊奈正人(いな まさと、1956年 - )は、日本の社会学者。東京女子大学現代教養学部教授。専門は文化社会学、アメリカ社会学史。
人物
編集1956年神奈川県横浜市生まれ[1]。聖光学院中学校・高等学校を経て、1980年一橋大学社会学部卒業。1982年一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了。1985年まで一橋大学大学院に所属。指導教官は佐藤毅。
1993年、『ミルズ大衆論の方法とスタイル 』で、博士(社会学)(一橋大学)の学位を取得。審査員佐藤毅、矢澤修次郎、濱谷正晴。
1985年岡山大学教養部講師。岡山大学文学部行動科学科社会学・文化人類学講座助教授、東京女子大学文理学部助教授を経て、現職[2][3][4]。
出版物
編集以下に出版物を挙げる[5]。
- 『ミルズ大衆論の方法とスタイル』、勁草書房、1991年
- 『若者文化のフィールドワーク―もう一つの地球文化を求めて』、勁草書房、1995年
- 『若者文化のフィールドワーク―もう一つの地域文化を求めて』、勁草書房、1997年
- 『サブカルチャーの社会学』、世界思想社、1999年
- 『社会学のよろこび―生活のなかから考える』、玉水俊哲・善積京子・伊藤守・井上孝夫・新原道信・吉田誠・矢沢修次郎・伊奈正人・高橋準著、八千代出版、1999年
- 『社会学的想像力のために―歴史的特殊性の視点から』、伊奈正人・中村好孝著、世界思想社、2007年
- 『C・W・ミルズとアメリカ公共社会 動機の語彙論と平和思想』、彩流社、2013年
- 『やけあと闇市野毛の陽だまり─新米警官がみた横浜野毛の人びと』、伊奈正司・伊奈正人著、ハーベスト社、2015年
脚注
編集- ^ 「C.W.ミルズとアメリカ公共社会―動機の語彙論と平和思想」紀伊國屋書店
- ^ 「昭和56年 学位授与・単位修得論文一」一橋研究
- ^ “東京女子大学 現代教養学部 国際社会学科 社会学専攻”. 東京女子大学. 2017年11月14日閲覧。
- ^ 「岡山大学文学部 現状と課題」岡山大学
- ^ “伊奈正人 - 研究者”. researchmap. 2017年11月14日閲覧。
外部リンク
編集- 伊奈正人の文化社会学なたわごと - ウェイバックマシン(2001年9月10日アーカイブ分)
- BLOG_inainaba - 個人ブログ。
- ぼくのぶんしゃかのぐだぐだ (@sinonome1956) - X(旧Twitter)