仙台モーターショー
仙台モーターショー(せんだいモーターショー)は、東京モーターショー (TMS) が開催される年度に宮城県仙台市で開催されているモーターショー。
仙台モーターショー SENDAI MOTOR SHOW | |
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会場となっている夢メッセみやぎ | |
イベントの種類 | 展示会 |
開催時期 | 東京モーターショー (TMS) が開催される年度 |
初回開催 | 1993年(平成5年) |
開催時間 |
11:00 - 20:00(金曜日) 10:00 - 20:00(土曜日) 10:00 - 18:00(日曜日) |
会場 | 夢メッセみやぎ展示棟・屋外展示場 |
主催 | 社団法人日本自動車販売協会連合会宮城県支部 |
後援 | 東北経済産業局、東北運輸局、宮城県、仙台市、仙台商工会議所、日本自動車工業会、日本自動車輸入組合、宮城県自動車会議所、日本自動車連盟東北本部、NHK仙台放送局、河北新報社、東北放送、仙台放送、ミヤギテレビ、東日本放送、Date fm、日刊自動車新聞社 |
協賛 | みやぎ産業交流センター(夢メッセみやぎ)、東北マリン事業協会 |
出展数 | 18社(2016年) |
来場者数 | 78,097名(2016年) |
夢メッセみやぎへの交通アクセス | |
最寄駅 | 仙石線・中野栄駅 |
駐車場 | 有り |
公式サイト | |
備考: 2016年以降は「東北モーターショー in 仙台」として開催。 |
概要
編集TMSで展示されていたコンセプトカーや市販車が展示され、タイヤ・カーオーディオメーカーがブースを構え、クラシックカーなども展示される。その他、飲食ブースやキッズコーナーなども設置される。
ステージイベントでは、アテンダント撮影会や出展・協賛社企業のPRのほか、ローカルアイドルの歌やダンススクールのパフォーマンスが行われる[1][2][3]。
沿革
編集1993年(平成5年)に初開催された。TMS、および、名古屋モーターショーに次いで歴史が古いモーターショーであり、開催年度には両モーターショーに続いて全国3番目に開催されてきた。当初は仙台卸商センター 産業見本市会館 サンフェスタを会場としたが、1995年(平成7年)にみやぎ産業交流センター(夢メッセみやぎ)が開館すると、夢メッセに会場が移った。
2001年(平成13年)の第5回から会期が2日間に短縮された。2003年(平成15年)は出展希望の企業が少なかったため中止となった。そのため、4年ぶりの開催となった2005年(平成17年)では、入場無料にして入場者数の増加をはかった。2009年(平成21年)には入場有料としたが、約3万人の入場者がみられた。
2011年(平成23年)3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)に伴う津波により会場である夢メッセみやぎが被災したため、同年度は開催が見送られた。2013年度(平成25年度)に復活したが、後発の大阪・福岡・札幌の後ろに回され、開催順が全国6番目になった。
2015年度(平成27年度)は通算10回目の開催となったことに伴い、名称を「東北モーターショー in 仙台」と改めて行われた。2017年度(平成29年度)以降も同タイトルで開催を継続したが、令和改元後の2020年(令和2年)から新型コロナウイルス感染症が流行し始めた事に伴い、同年2月22日 - 24日に予定されていた第12回目の開催が急遽中止となった[4]。翌2021年度も同様の理由で開催が見送られている。
その後、2023年度に東京モーターショーが『ジャパンモビリティショー』と改めて再スタートし[5]、それに追随する形で他地域でもモビリティショーへの改称(大阪を除く[6])が行われているが[7]、2023年 - 2024年のモビリティショーカレンダーに『東北モーターショー in 仙台』の名前はなく[7]、公式発表こそないが復活開催の可能性が消滅している。
回 | 会期 | 会場 | 観客数 (人) |
備考 |
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1 | 1993年 | |||
2 | 1995年 | |||
3 | 1997年12月12日 - 14日 | |||
4 | 1999年11月26日 - 28日 | 夢メッセみやぎ | ||
5 | 2001年12月8日 - 9日 | 夢メッセみやぎ | 2日間に会期短縮 | |
- | 2003年 | 不況により中止 | ||
6 | 2005年12月10日 - 11日 | 夢メッセみやぎ | 入場無料 | |
7 | 2007年12月15日 - 16日 | 夢メッセみやぎ | 49,223人 | 入場無料 |
8 | 2009年11月28日 - 29日 | 夢メッセみやぎ | 30,000人 | 入場有料化 |
- | 2011年 | 東日本大震災のため中止 | ||
9 | 2014年2月22日 - 23日[10][11] | 夢メッセみやぎ | 53,700人 | 開催順が3番目から6番目に変更 |
10 | 2016年2月26日 - 28日 | 夢メッセみやぎ | 78,097人 | 「東北モーターショー in 仙台」として開催 |
11 | 2018年2月10日 - 12日 | 夢メッセみやぎ | ||
12 | 2020年2月22日 - 24日 | 夢メッセみやぎ | 新型コロナウイルス感染症流行の影響により中止[4] | |
- | 2022年 |
脚注
編集- ^ 2005年12月11日、第6回仙台モーターショー(アクターズインターナショナル仙台)
- ^ 仙台モーターショー①(テクプリ公式ブログ 2009年11月30日)
- ^ 仙台モーターショー②(テクプリ公式ブログ 2009年12月1日)
- ^ a b 椿山和雄 (2020年2月20日). “「第12回東北モーターショー in 仙台」開催中止を決定。新型コロナウイルスの情勢により”. Car Watch. インプレス. 2023年6月15日閲覧。
- ^ 清宮信志 (2023年5月24日). “さらば東京モーターショー「JAPAN MOBILITY SHOW」10月26日開幕”. Car Watch. インプレス. 2023年6月15日閲覧。
- ^ “【大阪モーターショー2023】前回を上回る出展ブランド数で開催 12月8-11日”. Response.. 株式会社イード (2023年10月9日). 2023年11月19日閲覧。
- ^ a b 『LEXUS、名古屋、大阪、福岡、札幌にて開催されるモビリティショーに多様なお客様のニーズにお応えするモデルラインアップを出展』(プレスリリース)トヨタ自動車、2023年11月15日 。2023年11月19日閲覧。
- ^ 平成19年度事業報告書(社団法人宮城県自動車協会)
- ^ 平成21年度事業報告書 (PDF) (社団法人宮城県自動車協会)
- ^ 地区モーターショー(本田技研工業)
- ^ HONDA Magazine 2013 Autumn (PDF) (本田技研工業)
関連項目
編集外部リンク
編集- 東北モーターショー in 仙台
- 東北モーターショー in 仙台 (tohokumotorshow) - Facebook