今井小松

日本の女性で二番目に航空操縦士免許を取得したパイロット、エッセイスト

今井 小松(いまい こまつ、1899年8月13日 - 1984年3月19日)は、日本女性パイロット京都府出身。本名は西原 小まつペンネームは雲井竜子。NHK連続テレビ小説雲のじゅうたん」のモデルの一人といわれている。

人物

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日本で二番目に航空操縦士免許を取得した女性パイロットの草分けのひとりである[1]。元財団法人日本婦人航空協会(現・一般社団法人日本女性航空協会理事長

静岡県の福長飛行機研究所で操縦をび、1927年(昭和2年)、航空操縦士免許(二等飛行士操縦免許)を取得した。久能山の上空で曲技飛行をしたエピソードがある。雲井龍子の筆名で航空小説随筆の執筆も行った[2][3][4]

1937年(昭和12年)、寺内内閣の懐刀と言われ西原借款で有名な西原亀三結婚1955年(昭和30年)より日本婦人航空協会(現・日本女性航空協会)理事長を務める。1984年(昭和59年)3月19日、宮津市くなる[5]

関連項目

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脚注

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  1. ^ 松村由利子. “女もすなる飛行機—第8回 後続の女性パイロットたち”. NTT出版Webマガジン. NTT出版. 2011年9月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年12月3日閲覧。
  2. ^ 雲井龍子「純日本製飛行機羽衣號の構造」『飛行』第3巻第3号、帝国飛行協会雑誌発行所、1922年3月、24–28頁。 
  3. ^ 雲井龍子「尾島よいとこ(飛行場生活)」『飛行』第3巻第5号、帝国飛行協会雑誌発行所、1922年5月、71–75頁。 
  4. ^ 雲井龍子「その前夜――(小說)」『飛行』第3巻第9号、帝国飛行協会雑誌発行所、1922年9月、68–73頁。 
  5. ^ 航空遺族、招待飛行に参加してお天気が良かったら残念でしたと述べたという。「空の先駆者雲井龍子 (西原小まつ) 女史逝く」『婦人航空』第372号、日本婦人航空協会、2014年2月27日。 

外部リンク

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