亜硫酸水素カリウム
亜硫酸水素カリウム(Potassium bisulfite)は、化学式KHSO3の化合物である。アルコール飲料の製造の際に滅菌剤として用いられる。E番号228として、EUでは食品添加物として用いられている[1]。
亜硫酸水素カリウム | |
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Potassium hydrogen sulfite | |
別称 Potassium bisulfite, potassium bisulphite solution, sulfurous acid, monopotassium salt, monopotassium sulfite | |
識別情報 | |
CAS登録番号 | 7773-03-7 |
PubChem | 23663620 |
ChemSpider | 22889 |
EC番号 | 231-870-1 |
E番号 | E228 (防腐剤) |
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特性 | |
化学式 | KHSO3 |
モル質量 | 120.1561 g/mol |
外観 | 白色結晶粉末 |
匂い | SO2 |
融点 |
190 °C, 463 K, 374 °F ((分解)) |
水への溶解度 | 49 g/100 mL (20 °C) 115 g/100 mL (100 °C) |
溶解度 | アルコールに不溶 |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
合成
編集二酸化硫黄と炭酸カリウムの反応により合成される。炭酸カリウムの溶液に、二酸化炭素が発生しなくなるまで二酸化硫黄を通すと、亜硫酸水素カリウムが結晶化する。