井川定慶(いかわ じょうけい、1898年12月18日 - 1977年5月27日[1])は、浄土宗僧侶佛教大学名誉教授。

井川 定慶
人物情報
生誕 (1898-12-18) 1898年12月18日
日本の旗 日本
奈良県磯城郡
死没 1977年5月27日(1977-05-27)(78歳没)
出身校 京都帝国大学
子供 井川スミス史子考古学文化人類学研究者)
学問
研究分野 仏教学
研究機関 佛教大学
学位 文学博士
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経歴

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出生から修学期

1898年、奈良県磯城郡平野村(現:田原本町)瑞花院で生まれた。県立畝傍中学校(現:奈良県立畝傍高等学校)、佛教専門学校を経て、京都帝国大学文学部国史科に入学。1923年に卒業した。

戦前

卒業後は、華頂高等女学校教諭となり、次いで京都大学嘱託となって近衛家文書調査にあたった。

戦後

1945年、大阪府高石市の専称寺住職となった。また、京都西山短期大学講師として教鞭をとった。佛教大学助教授となり、後に教授昇進。1962年、学位論文『法然上人絵伝の研究』を京都大学に提出して文学博士号を取得[2]。1969年に佛教大学を定年退職し、名誉教授となった。

研究内容・業績

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家族・親族

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著作

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著書
  • 『高僧 山下現有上人』政経書院 1934
  • 『宗教入門の知識』非凡閣(万有知識文庫) 1934
  • 『人生と宗教』言海書房 1936
  • 法然上人の選擇集』新英社 1936
  • 『宗教と芸術』東洋閣 1937
  • 『京の風土記』平凡社 1938
  • 『松花堂 随筆』立命館出版部 1939
  • 『奈良風土記』河原書店(芸能叢書) 1941
  • 東大寺天平文化』盛運堂 1944
  • 『法然上人伝全集』同刊行会 1952[4]
    • 増補版 1967
  • 『法然上人』総本山知恩院布教師会(華頂文庫) 1953
  • 『念仏十章』総本山知恩院教務部(法然上人七百五十年遠忌記念出版) 1955
  • 『法然 写真聖伝』六月社 1956
  • 『法然上人所行讃』知恩院遠忌局 1958
  • 法然上人絵伝の研究』同刊行会 1961[5]
    • 改訂版 1968年
    • 再版 1975年
著作集
  • 浄土宗の五重説法 井川定慶集』(昭和仏教全集) 教育新潮社 1972
  • 『我が歴史』井川博士喜寿記念会出版部 1974[6]
共編著
  • 『法然上人絵大鑑』望月信成共編 小林写真製版所出版部 1932
  • 『徂く春』編 私家版 1936
  • 『法然上人行状絵図』浄土宗宗務庁 1970
    • 再版 1978年
記念論集
  • 『日本文化と浄土教論攷』井川博士喜寿記念会出版部(専称寺内)1974
論文

外部リンク

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脚注

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  1. ^ 井川定慶 - 新纂浄土宗大辞典
  2. ^ CiNii(学位論文)
  3. ^ Tomii, M (2014). “Ikawa-Smith, Fumiko”. Encyclopedia of Global Archaeology (2014 ed.). New York, NY: Springer. pp. 3686–3688. doi:10.1007/978-1-4419-0465-2_2458. ISBN 978-1-4419-0465-2 
  4. ^ 私用につき利用可PDFが公開されている
  5. ^ 私用につき利用可PDFが公開されている
  6. ^ 私用につき利用可PDFが公開されている