井原市駅
広島県広島市安佐北区白木町にある西日本旅客鉄道の駅
井原市駅(いばらいちえき)は、広島県広島市安佐北区白木町大字井原にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)芸備線の駅である。
井原市駅 | |
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駅舎(2024年1月) | |
いばらいち Ibaraichi | |
◄向原 (5.9 km) (4.0 km) 志和口► | |
所在地 | 広島市安佐北区白木町大字井原798 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | ■芸備線 |
キロ程 |
122.0 km(備中神代起点) 三次から31.7 km |
電報略号 | イチ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗車人員 -統計年度- |
68人/日(降車客含まず) -2021年- |
開業年月日 | 1915年(大正4年)4月28日[1] |
備考 |
歴史
編集- 1915年(大正4年)4月28日:芸備鉄道開業と同時に開設[1]。
- 1937年(昭和12年)7月1日:芸備鉄道が国に買収され[1]、国有鉄道の駅になる。
- 1960年(昭和35年)6月1日:貨物取扱廃止[1]。
- 1971年(昭和46年)12月20日:業務委託駅化[3]。
- 1973年(昭和48年)11月1日:国鉄(→JR)の特定都区市内制度における「広島市内」の駅となる[4][注釈 1]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止[1]。
- 1986年(昭和61年)4月1日:無人駅となり[2]乗車券販売を自動化。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅になる[1]。
- 2018年(平成30年)7月6日:豪雨災害により営業休止。
- 2019年(平成31年)
- 2024年(令和6年)11月末:自動券売機を撤去[7]。
駅構造
編集広島方面に向かって左側に単式ホーム1面1線を持つ地上駅(停留所)である。かつて貨物取扱をしていたため、構内は広い。また、ホームは以前島式1面2線として運用されていた跡がある。
かつて存在した駅舎は木造瓦葺で大きく、何度も建て増しされているため特異な形になっていた。広島駅管理の無人駅。便所は設置されていない。JRの特定都区市内制度における「広島市内」の駅であり、同市内駅としては最北端かつ最東端に位置する。
利用状況
編集以下の情報は、広島市統計書及び広島市勢要覧に基づいたデータである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
年度毎 総数 |
定期券 総数 |
普通券 総数 |
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1974年(昭和49年) | 706.6 | 515,849 | 410,186 | 105,663 |
1975年(昭和50年) | 650.1 | 475,882 | 372,330 | 103,552 |
1976年(昭和51年) | 668.2 | 487,766 | 384,472 | 103,294 |
1977年(昭和52年) | 645.2 | 471,020 | 367,132 | 103,888 |
1978年(昭和53年) | 610.2 | 445,431 | 349,624 | 95,807 |
以上の1日平均乗車人員は、乗車数と降車数が同じであると仮定し、年度毎総数を365(閏年が関係する1975年は366)で割った後で、さらに2で割った値を、小数点第二位で四捨五入。小数点一位の値にした物である。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1979年(昭和54年) | 524 |
1980年(昭和55年) | 489 |
1981年(昭和56年) | 489 |
1982年(昭和57年) | 471 |
1983年(昭和58年) | 438 |
1984年(昭和59年) | 404 |
1985年(昭和60年) | 384 |
1986年(昭和61年) | 355 |
1987年(昭和62年) | 354 |
1988年(昭和63年) | 371 |
1989年(平成 元年) | 322 |
1990年(平成 2年) | 340 |
1991年(平成 3年) | 327 |
1992年(平成 4年) | 316 |
1993年(平成 5年) | 315 |
1994年(平成 6年) | 302 |
1995年(平成 7年) | 291 |
1996年(平成 8年) | 268 |
1997年(平成 9年) | 246 |
1998年(平成10年) | 230 |
1999年(平成11年) | 211 |
2000年(平成12年) | 202 |
2001年(平成13年) | 192 |
2002年(平成14年) | 183 |
2003年(平成15年) | 186 |
2004年(平成16年) | 174 |
2005年(平成17年) | 161 |
2006年(平成18年) | 152 |
2007年(平成19年) | 142 |
2008年(平成20年) | 138 |
2009年(平成21年) | 131 |
2010年(平成22年) | 124 |
2011年(平成23年) | 117 |
2012年(平成24年) | 113 |
2013年(平成25年) | 110 |
2014年(平成26年) | 102 |
2015年(平成27年) | 98 |
2016年(平成28年) | 95 |
2017年(平成29年) | 90 |
2018年(平成30年) | 65 |
2019年(令和 元年) | 67 |
2020年(令和 2年) | 67[8] |
2021年(令和 3年) | 68[9] |
2022年(令和 4年) | 68[10] |
- 乗車数グラフ
駅周辺
編集芸備線を広島駅から遡ると、広島市内最後の駅となる。
- 三篠川
- 井原郵便局
- 広島市立井原小学校
- 荒谷山
- 神ノ倉山
隣の駅
編集脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ a b c d e f 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、267頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b “「通報」●芸備線甲立駅ほか18駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 4. (1986年3月29日)
- ^ 『広島鉄道管理局この10年史:1965~1975』広島鉄道管理局、1976年3月、p.112。
- ^ 『国鉄監修 交通公社の時刻表』1973年12月号、巻頭「今月のお知らせ」、p.438「運賃の計算」。
- ^ 中国新聞アルファ. “井原市駅、愛惜の木造駅舎解体へ”. 中国新聞アルファ. 2019年4月3日閲覧。
- ^ “芸備線不通区間の暫定的な運転再開等について(広島支社):JR西日本”. www.westjr.co.jp. 2019年4月3日閲覧。
- ^ 「券売機を撤去 広島市内の芸備線4駅 利用客減少で「新紙幣対応の機材設置困難」とJR西日本」『中国新聞』2024年12月11日。2024年12月12日閲覧。
- ^ 広島市統計書(令和3年版)
- ^ 広島市統計書(令和4年版)
- ^ 広島市統計書(令和5年版)
参考書籍
編集- 各 広島市統計書
- 各 広島市勢要覧
関連項目
編集外部リンク
編集- 井原市駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道