五権駅
五権駅(ウーチェンえき、ごけんえき)は台湾台中市南区にある台湾鉄路公司(台鉄)台中線の駅。台鉄捷運化計画の一環で高架駅として新設が決定され、2018年秋に開業。区間車のみが停車する。中興大学の副駅名が付されている。
五権駅 | |
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駅舎(2020年9月) | |
五權 ウーチェン Wuquan (中興大學/Chung Hsing University) | |
◄台中 (2.0 km) (2.2 km) 大慶► | |
所在地 | 台湾台中市南区公館里建国南路二段201号[1] |
所属事業者 | 台湾鉄路公司 |
等級 | 簡易站[2] |
駅コード |
3310[3] (旧)279[4] |
所属路線 | ■台中線 |
キロ程 |
69.9km(竹南起点) *195.3 km(基隆起点) |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
#利用状況節参照 -人/日(降車客含まず) |
乗降人員 -統計年度- |
#利用状況節参照 -人/日 |
開業年月日 | 2018年10月28日 |
五権駅 | |
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ホームと副駅名が付された駅名標 | |
各種表記 | |
繁体字: | 五權車站 |
簡体字: | 五权车站 |
拼音: | Wǔquán Chēzhàn |
通用拼音: | Wǔcyuán Chējhàn |
注音符号: | ㄨ ㄑㄩㄢ ㄔㄜ ㄓㄢˋ |
ラテン字: | Wuchuan Chechan |
発音: | ウーチェン チャーヂャン |
台湾語白話字: | Ngō͘-khoân Chhia-thâu(車頭) |
台湾語発音: | Gōo-khuân Tshia-Tsâm |
客家語白話字: | Ńg-khièn Chhâ-theù(車頭) |
日本語漢音読み: | ごけんえき |
英文: | Wuquan Station |
歴史
編集駅構造
編集相対式ホーム2面2線の高架駅[13]。パブリックアートとして近隣の国立台湾美術館の意匠が反映されたデザインが施される[14]。
駅階層
編集地上 ?階 | ||
相対式ホーム、左側のドアが開く | ||
1番線 | →■台中線 彰化・大甲方面(大慶駅)→ | |
2番線 | ←■台中線 台中・新竹方面(台中駅) | |
相対式ホーム、左側のドアが開く | ||
地上 一階 |
コンコース | 出入口、コンコース、自動券売機、改札口、エスカレーター、トイレ |
利用状況
編集2018年度は同時期に開業した台中市内新5駅の中では最も利用客数が多かった。
年 | 年間利用客数 | 1日平均 | ||||
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乗車 | 下車 | 乗降計 | 出典 | 乗車 | 乗降 | |
2018 | 64,438 | 68,068 | 132,506 | [15] | 991 | 2,039 |
2019 | 475,100 | 496,255 | 971,355 | [16] | 1,302 | 2,661 |
2020 | 483,576 | 486,487 | 970,063 | [17] | 1,321 | 2,650 |
2021 | 402,015 | 397,007 | 799,022 | [18] | 1,101 | 2,189 |
駅周辺
編集- 建国北路/南路二段
- 復興路三段
- 五権路
- 中華郵政台中福平里郵局
- 国立公共資訊図書館
- 国立台湾美術館
- 大墩文化中心
- 台湾高等法院台中分院
- 台湾台中地方法院
- 国立中興大学
- 法務部行政執行署台中分院
- 台中市立光明国民中学
- 台中市立四育国民中学
- 台中市立忠信国民中学
- 台中市立崇倫国民中学
- 台中市立向上国民中学
- 台中市立国光国民小学
- 台中市立信義国民小学
- 台中市立大勇国民小学
- 民興公園
- 文林公園
-
国立台中図書館新館
-
国立台湾美術館
-
大墩文化中心
-
高等法院台中分院
-
台中地方法院
-
中興大学
バス
編集最寄りの停留所は「高等法院臺中分院」、「公館里[台灣好行]」、「民興公園」あるいは「民興公園(執行分署)」となる
系統 | 区間 | 事業者 | 備考 |
---|---|---|---|
158 | 高鉄台中駅 - 朝陽科技大学 | 全航客運 | 民興公園(復路は民興公園(執行分署)に停車) |
- 公路客運
系統 | 区間 | 事業者 | 備考 |
---|---|---|---|
6883 | 員林客運 | 台中 - 高鉄台中駅 - 渓頭 | 台湾好行路線。公館里(台灣好行)、民興公園に停車 |
隣の駅
編集出典
編集- ^ 台湾鉄路管理局. “運務段/車站聯絡資訊>台中運務段”. 2018年10月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年10月30日閲覧。
- ^ 交通部鉄道局. “各等級鐵路車站基本設施”. 2018年10月26日閲覧。
- ^ “車站基本資料集”. 台湾鉄路管理局 (2021年6月27日). 2022年4月13日閲覧。
- ^ 台湾鉄路管理局. “車站基本資料集”. 2018年10月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年10月25日閲覧。
- ^ 王武俊 (October 2010). "活力 為城市連線". 2010 交通部鐵路改建工程局 局務概況 (PDF) (Report). 鉄路改建工程局. p. 18. ISBN 978-986-02-4565-3。
- ^ “台中鐵路高架化 下月動工”. 台灣蘋果日報. (2009年9月17日)
- ^ “台中鐵路捷運化 10座高架車站發包”. 大紀元. (2012年6月27日)
- ^ 主計處 (14 September 2017). "(10)臺中都會區鐵路高架捷運化計畫-臺鐵局工程配合". 105年度審定決算書 (Report). 台湾鉄路管理局. p. 54.
CCL-531 標松竹至大慶段車站於 101年7月22日開工
- ^ “台湾・台中駅など16日に高架化、「地域分断」解消で発展に弾み”. フォーカス台湾. (2016年10月15日). オリジナルの2018年10月28日時点におけるアーカイブ。
- ^ 聯合報 (2018年10月26日). “台鐵台中新5站周日啟用 紀念票吸排隊潮”. オリジナルの2019年3月27日時点におけるアーカイブ。 2018年10月27日閲覧。
- ^ “台中の鉄道高架化 新たに5駅が来年10月に開業へ/台湾”. フォーカス台湾. (2017年12月27日). オリジナルの2018年11月26日時点におけるアーカイブ。
- ^ “台中鐵路高架增5通勤車站 捷運化明年達標”. TVBS. (2017年12月26日)
- ^ “臺中都會區鐵路高架捷運化計畫 簡介”. 中國工程師學會. p. 37 (2017年4月25日). 2018年10月27日閲覧。
- ^ 『臺中鐵路高架捷運化計畫簡報』(プレスリリース)鉄道局、2018年9月25日 。
- ^ “107年報 各站客貨運起訖量 Volume of Passenger & Freight Traffic”. 臺灣鐵路管理局. 2019年5月25日閲覧。
- ^ “108年報 各站客貨運起訖量 Volume of Passenger & Freight Traffic”. 臺灣鐵路管理局. 2020年5月13日閲覧。
- ^ "營運 Business and Transportation 各站客貨運起訖量 Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路統計年報 Statistical Report of Taiwan Railways Administration -2020- (Report) (中華民國109年 ed.). 臺灣鐵路管理局. 2021年5月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年5月21日閲覧。
- ^ "表11 各站客貨運起訖量". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國110年 ed.). 交通部臺灣鐵路管理局. April 2022. 2022年4月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。
関連項目
編集外部リンク
編集- 五権 台湾鉄路公司
- 臺中都會區鐵路高架捷運化計畫 鉄路改建工程局
- 臺中計畫標案執行現況 鉄路改建工程局