久野尊資
久野 尊資(くの たかすけ[1] / たかし[2]、1880年(明治13年)10月2日[3] - 1939年(昭和14年)2月17日[2][4])は、明治から昭和前期の農業経営者、政治家。衆議院議員、愛知県会議長、愛知県知多郡加木屋村長、同郡横須賀町長。
経歴
編集愛知県[2]知多郡加木屋村[1](横須賀町[4]を経て現東海市加木屋町)で、久野浅右衛門の長男として生まれる[5]。1890年(明治23年)愛知県尋常師範学校(のち愛知第一師範学校)を卒業した[2][4]。その後、教員となり加木屋小学校長を務めて退職[1]。1905年(明治38年)家督を相続し[5]農業を営む[2]。
加木屋村長[1]、横須賀町会議員、同町長[2][4][5]、知多郡会議員、愛知県会議員、同参事会員、同議長などを務めた[1][2][4][5]。1928年(昭和3年)2月、第16回衆議院議員総選挙で愛知県第2区から立憲民政党公認で出馬して当選し[1][5][6]、その後、第一控室会に所属して衆議院議員に1期在任した[2][4]。
また、横須賀町農会長、知多郡農会副会長、同教育会副会長、産業組合中央会愛知支会副会長、竹内商店取締役なども務めた[2][4][5]。
脚注
編集参考文献
編集- 衆議院事務局編『衆議院議員総選挙一覧 第16回』衆議院事務局、1928年。
- 人事興信所編『人事興信録 第8版』人事興信所、1928年。
- 『総選挙衆議院議員略歴 第1回乃至第20回』衆議院事務局、1940年。
- 衆議院・参議院編『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
- 愛知県姓氏歴史人物大辞典編纂委員会『愛知県姓氏歴史人物大辞典』角川日本姓氏歴史人物大辞典23、角川書店、1991年。