久保 正大(くぼ まさたか、1926年7月17日 - 1993年4月17日)は、日本の経営者造船実業家住友重機械工業社長。

経歴

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鹿児島県伊佐市菱刈町出身[1]。旧制鹿児島県立大口中学校(現鹿児島県立大口高等学校)を経て、1943年海軍兵学校に75期生として入校[1]1945年に終戦により復員し、鹿児島県に帰郷[1](75期生は1945年10月に海軍兵学校卒業扱い)。翌1946年旧制第五高等学校理科へ入学[1]1952年東京大学工学部船舶工学科を卒業し、同年に浦賀船渠に入社[2]

会社の合併により[1]1969年6月に住友重機械工業の社員となり、1980年6月に取締役に就任し、1984年6月に常務、1986年6月に専務を経て、1987年11月に副社長に就任し、1989年6月には社長に昇格し、1993年4月までに務めた[2]

1993年4月17日呼吸不全のために死去[3]。66歳没。

脚注

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  1. ^ a b c d e 「四章 明正強暖 住友重機械工業(株)社長 久保 正大」『永遠の1号 人生の光ほのかに』にっかん書房、1992年12月11日、189-230頁。ISBN 9784526032400 
  2. ^ a b 人事興信所 1991, く13頁.
  3. ^ 1993年 4月18日 日本経済新聞 朝刊 p31

参考文献

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  • 人事興信所 編『人事興信録 第36版 上』人事興信所、1991年。 
先代
合田茂
住友重機械工業社長
1989年 - 1993年
次代
小澤三敏