丸の内仲通り南周辺地区
このページ名「丸の内仲通り南周辺地区」は暫定的なものです。(2024年11月) |
丸の内仲通り南周辺地区(まるのうちなかどおりみなみしゅうへんちく)は東京都千代田区にある再開発地区。デベロッパーは三菱地所。
概要
編集この再開発は、区域内をAからDの4つの地区に分けて行う[1]。A地区は帝劇ビル・国際ビル、B地区は新東京ビルを含む地区、C地区は新国際ビル・新日石ビル、D街区は有楽町ビル・新有楽町ビルとなっている[1]。
このうち、A地区は『(仮称)丸の内3-1プロジェクト』として、再開発を進める[2]。A地区の整備内容は、ビルの高さが145mとなり、低層部には、皇居外苑を望む西向きの屋上テラスを設け、イベントが開催出来るようにする[1]。また、この再開発に伴って、帝国劇場はバックステージツアーの受け入れを行うなどといった新しい観光資源になる機能を追加すると共に、出光美術館は文化発信プログラムが展開できるようにする[1]。
それに、有楽町駅を貫く「東西地下通路」を新たに設けて、それぞれの街区と接続すると共に、A街区とD街区には「公共的屋内空間」も設ける[1]。また、将来的には、歩行者空間に生まれ変わるKK線の上部空間とのアクセス性に加え、都心部や臨海地域の地下鉄との乗換の利便性の向上にもつながる計画となっている[2]。
今後は、三菱地所を始めとする地権者が都市再生特別措置法に基づいて、都市再生特別地区に追加することを千代田区に提案して、千代田区もこの提案を受けて、地区計画の変更手続きを始め、2025年4月から5月頃に東京都都市計画審議会で審議を行い、都市計画の決定・告示は2025年6月を予定している[1]。
脚注
編集- ^ a b c d e f 「丸の内仲通り南周辺地区(東京都千代田区)/25年6月都計決定、帝劇は145mに」『日刊建設工業新聞』2024年11月26日。2024年11月28日閲覧。
- ^ a b “丸の内仲通り南周辺地区の都市計画手続き開始 (仮称)丸の内3-1プロジェクト(国際ビル・帝劇ビル建替計画)始動 ~有楽町エリアにおいて、歴史と伝統を未来につなぎ、輝きが出逢う舞台へ~” (PDF). 三菱地所・東宝・出光美術館 (2024年12月16日). 2024年12月16日閲覧。
外部リンク
編集- 丸の内仲通り南周辺地区のまちづくりについて (令和6年11月25日に開催された千代田区議会環境まちづくり委員会資料より)
- 都市再生特別地区(丸の内仲通り南周辺地区)都市計画(素案)の概要(令和6年12月12日に持ち回りで開催された東京都国家戦略特別区域会議・第28回都市再生分科会の資料より)
- 丸の内仲通り南周辺地区のまちづくりについて(令和6年12月17日に開催された千代田区都市計画審議会で示された資料より)