上飯田町 (横浜市)
上飯田町(かみいいだちょう[2])は、神奈川県横浜市泉区の地名。「丁目」の設定のない単独町名である。住居表示未実施区域。
上飯田町 | |
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町丁 | |
北緯35度25分49秒 東経139度28分52秒 / 北緯35.430247度 東経139.481153度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 神奈川 |
市町村 | 横浜市 |
行政区 | 泉区 |
人口情報(2023年(令和5年)4月30日現在[1]) | |
人口 | 17,341 人 |
世帯数 | 8,977 世帯 |
面積([2]) | |
3.437 km² | |
人口密度 | 5045.39 人/km² |
設置日 | 1939年(昭和14年)4月1日 |
郵便番号 | 245-0018[3] |
市外局番 | 045(横浜MA)[4] |
ナンバープレート | 横浜 |
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地理
編集泉区の北西部に位置し、東に和泉町と和泉中央北と和泉中央南、南に下飯田町、北に瀬谷区下瀬谷、北西に大和市上和田と下和田、南西に藤沢市高倉と接している。
地価
編集住宅地の地価は、2023年(令和5年)1月1日の公示地価によれば、上飯田町4666番12の地点で14万3000円/m2となっている[5]。
歴史
編集沿革
編集- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、中田村・和泉村・上飯田村・下飯田村が合併して鎌倉郡中和田村が成立。神奈川県鎌倉郡中和田村大字上飯田と大字上和田となる。
- 1939年(昭和14年)4月1日 - 横浜市に編入。横浜市戸塚区上飯田町となる。
- 1969年(昭和44年)10月1日 - 戸塚区の再編成に伴い、新たに横浜市戸塚区上飯田町となる。
- 1971年(昭和46年)3月25日 - 上飯田町の一部を分離し、大和市へ編入。下飯田町、藤沢市とは境界を調整。
- 1976年(昭和51年)9月15日 - 和泉町、瀬谷区瀬谷町の各一部を分離し、編入。
- 1982年(昭和57年)2月1日 - 大和市との境界を調整。
- 1983年(昭和58年)2月1日 - 大和市との境界を調整。
- 1986年(昭和61年)11月3日 - 戸塚区を再編し、泉区を新設。横浜市泉区上飯田町となる。
- 2015年(平成27年)9月7日 - 和泉町の一部を分離し、編入[6]。
町名の変遷
編集実施後 | 実施年月日 | 実施前(各町名ともその一部) |
---|---|---|
上飯田町 | 1939年(昭和14年)4月1日 | 大字上飯田 大字上和田 |
世帯数と人口
編集2023年(令和5年)4月30日現在(横浜市発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
町丁 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
上飯田町 | 8,977世帯 | 17,341人 |
人口の変遷
編集国勢調査による人口の推移。
年 | 人口 |
---|---|
1995年(平成7年)[7] | 20,125
|
2000年(平成12年)[8] | 19,210
|
2005年(平成17年)[9] | 19,217
|
2010年(平成22年)[10] | 19,528
|
2015年(平成27年)[11] | 18,815
|
2020年(令和2年)[12] | 17,905
|
世帯数の変遷
編集国勢調査による世帯数の推移。
年 | 世帯数 |
---|---|
1995年(平成7年)[7] | 6,876
|
2000年(平成12年)[8] | 7,109
|
2005年(平成17年)[9] | 7,427
|
2010年(平成22年)[10] | 8,019
|
2015年(平成27年)[11] | 7,963
|
2020年(令和2年)[12] | 7,936
|
学区
編集市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2021年8月時点)[13]。
番・番地等 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|
1〜1206番地 | 横浜市立上飯田小学校 | 横浜市立中和田中学校 |
1207〜2287番地、2291〜2543番地 2546〜2593番地、2596番地 2642〜2643番地、2650〜2657番地 2733〜2735番地、2751〜2831番地 2832番地の2〜終り、2840〜2874番地 2880〜2886番地、2891番地の2〜終り 2893〜2894番地、2898〜2899番地 2929〜2932番地、2947番地〜2954番地の2 |
横浜市立上飯田中学校 | |
2288〜2290番地、2544〜2545番地 2594〜2595番地、2597〜2641番地 2644〜2649番地、2658〜2732番地 2736〜2750番地、2832番地の1 2833〜2839番地、2875〜2879番地 2887番地〜2891番地の1、2892番地 2895〜2897番地、2900〜2928番地 2933〜2946番地、2955〜4662番地 4686〜4697番地、4706〜4799番地 4802〜4807番地、4,812番地以降 |
横浜市立飯田北いちょう小学校 | |
4663〜4685番地、4698〜4705番地 4800〜4801番地、4808〜4811番地 |
横浜市立瀬谷さくら小学校 | 横浜市立南瀬谷中学校 |
事業所
編集2021年(令和3年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[14]。
町丁 | 事業所数 | 従業員数 |
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上飯田町 | 430事業所 | 5,474人 |
事業者数の変遷
編集経済センサスによる事業所数の推移。
年 | 事業者数 |
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2016年(平成28年)[15] | 469
|
2021年(令和3年)[14] | 430
|
従業員数の変遷
編集経済センサスによる従業員数の推移。
年 | 従業員数 |
---|---|
2016年(平成28年)[15] | 5,251
|
2021年(令和3年)[14] | 5,474
|
交通
編集町内に鉄道駅はない。町内北部の最寄り駅は相鉄いずみ野線のいずみ野駅(泉区和泉町)もしくは小田急江ノ島線の桜ヶ丘駅(大和市)や高座渋谷駅(同)、南部は相鉄線のいずみ中央駅(泉区和泉中央)もしくは小田急線の長後駅(藤沢市)など。
町内北西部に大手バス会社である神奈川中央交通の戸塚営業所(通称及びバス停の名前は上飯田車庫)があり、近隣の鉄道駅と町内各地を路線バスが結んでいる。バスを利用した場合、乗車する路線にもよるが三ツ境駅(同市旭区・瀬谷区)や瀬谷駅(瀬谷区)、泉区内のいずみ野駅、いずみ中央駅、ゆめが丘駅、立場駅や下飯田駅、また長後駅などを利用できる。
主要道路は町内東端を南北に貫く横浜主要地方道18号(通称:環状4号)および中南部を東西に貫く神奈川県道22号横浜伊勢原線(通称:伊勢原街道)がある。
施設
編集- 横浜市立上飯田小学校
- 横浜市立上飯田中学校
- 横浜市立飯田北いちょう小学校
- 横浜いちょう団地内郵便局[16]
- 横浜上飯田郵便局[17]
- 神奈川県警察泉警察署上飯田交番
- 神奈川県警察泉警察署いちょう団地駐在所
- 本興寺
その他
編集日本郵便
編集脚注
編集- ^ a b “令和5(2023)年 町丁別人口(住民基本台帳による)町丁別人口_令和5年4月” (XLSX). 横浜市 (2023年5月10日). 2023年5月15日閲覧。 “(ファイル元のページ)”(CC-BY-4.0)
- ^ a b “横浜市町区域要覧”. 横浜市 (2018年7月9日). 2021年8月11日閲覧。
- ^ a b “上飯田町の郵便番号”. 日本郵便. 2021年8月11日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
- ^ “国土交通省地価公示・都道府県地価調査”. 国土交通省. 2023年9月28日閲覧。
- ^ “市・区・町の沿革”. 横浜市. 2021年8月11日閲覧。 “(ファイル元のページ)”
- ^ a b “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) -男女別人口,外国人人口及び世帯数-町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2023年4月27日閲覧。
- ^ “小・中学校等の通学区域一覧(通学規則 別表)”. 横浜市 (2021年8月5日). 2021年8月8日閲覧。
- ^ a b c “経済センサス‐活動調査 / 令和3年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 事業所数、従業者数(町丁・大字別結果)”. 総務省統計局 (2023年6月27日). 2023年9月15日閲覧。
- ^ a b “経済センサス‐活動調査 / 平成28年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 都道府県別結果”. 総務省統計局 (2018年6月28日). 2019年10月23日閲覧。
- ^ “横浜いちょう団地内郵便局”. 日本郵便. 2021-08-12]閲覧。
- ^ “横浜上飯田郵便局”. 日本郵便. 2021-08-12]閲覧。
- ^ “郵便番号簿 2020年度版” (PDF). 日本郵便. 2021年8月7日閲覧。