上下絵

江戸時代後期の日本にあった、絵画のジャンルの一つ

上下絵[2](じょうげえ)は、遅くとも江戸時代後期の日本にあった絵画のジャンルの一つ。上下を逆さまにしても人間の顔に見えるだまし絵(逆さ絵)。中国の「円転図」がルーツという説がある[2]

大判錦絵 『両面相 だるま げどふ とくさかり 伊久』
作:歌川国芳(一勇斎国芳)
これは、弘化4年-嘉永5年(1847-52)頃の作品という説がある。国芳の作品には他に、『両面相 奇異上下見之図』(天保12年(1841)頃とされる)[1]や、『両面相 ほてい あさひな せうき 張飛』もある。

脚注

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  1. ^ 出品作品リスト” (PDF). 歌川国芳展(2011年9月6日 - 2011年11月6日). 佐川美術館. 2011年12月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年9月29日閲覧。
  2. ^ a b その4 江戸のトリックアート”. 伴田良輔パズリカ対談 第1回ゲスト 稲垣進一氏(浮世絵研究家) 江戸の遊び絵とパズルの世界. 小学館. 2013年5月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年9月29日閲覧。

外部リンク

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