ねじ (お笑いコンビ)
ねじは、フリーの日本のお笑いコンビ。2021年2月1日までケイダッシュステージに所属していた。
ねじ | |
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メンバー |
せじも ササキユーキ |
結成年 | 2010年 |
事務所 |
ケイダッシュステージ →フリー |
活動時期 | 2010年7月 - |
出会い | 同じ高校の同級生 |
旧トリオ名 |
ノーザンライト 三日月シュガー |
現在の活動状況 | ライブ中心 |
芸種 | コント、漫才 |
現在の代表番組 | ねじのとっぴんぱらりのぷー(GERA放送局) |
公式サイト | ケイダッシュステージ時代の公式プロフィール(アーカイブ) |
メンバー
編集- ササキ ユーキ(1984年7月2日(40歳) - )
- 本名・佐々木 勇輝(ささき ゆうき)[1]
- ツッコミ担当。
- 秋田県出身。
- 身長176cm、血液型B型[3]。
- 秋田県立金足農業高等学校[2]を経て東京アナウンス学院卒業[3]。
- 高校生時代、1年ほどボクシング部に入っていた[1]。
- 趣味は格闘技、プロレス。柔道初段、少林寺拳法二段の資格あり。他に、ポケモンイベントオーガナイザーの資格を持つ[3]。
- 格闘技好きなこともあって、ボクシングをやるために高校の進学先を決めて入学したが、その後プロレスラーになりたいからとボクシングはやめて退部、しかし結局はプロレスラーもあきらめ、次にやりたかったお笑いを始めた[4]。元々、休み時間に色々な芸人の物真似を披露していたほどお笑い好きだった[7]。
- 甘党で自らを蟻と呼ぶことがある。
過去のメンバー
編集略歴・芸風
編集瀬下と佐々木は秋田県立金足農業高等学校での同級生同士[1][8]。高校生時代にコンビを組み、第1回のM-1グランプリ東北大会(2001年)に出場。M-1出場は高校の先生に勧められ、佐々木は相方を探して回ったが見付からず、本人曰く「仕方なく」で最初に断った瀬下と組んだ[4]。
高校卒業後、佐々木だけ東京アナウンス学院に進学。一方で瀬下とのコンビは続けて活動していた。その後佐々木の「トリオでやりたい」との思い付きで、東京アナウンス学院で一緒だった、ゆだを誘ってトリオを結成。トリオ名は最初『ノーザンライト』で、その後『三日月シュガー』に改名。ちょうどお笑いトリオを探していたという、現在所属のケイダッシュステージから声をかけられ、所属が決まる[4]。
2010年7月にゆだが脱退してコンビになり、翌8月にコンビ名を『ねじ』に変更。このコンビ名は、ねじがあらゆる物を作る時に必要であることから、これに因んで、自分たちは多くの人に必要とされたいという思いから名付けた[1]。
ネタには、瀬下と佐々木の出身地の特性を生かした「秋田弁講座」、秋田弁での漫才などがある。2009年秋に、構成作家から秋田弁でネタをやるように勧められた時、佐々木は「何もない秋田が好きになれずに東京に出て来たはずなのに…」と思っていて最初は乗り気ではなかったが、いざライブで試してみたところ、観客のウケ具合が思っていた以上に良く、「秋田弁は武器になる」とこの時確信したという[8]。
2013年、キングオブコントで準決勝進出。
2019年5月11日、YouTube「ねじチャンネル」にて、『秋田住みますプロジェクト[9]』を発表。同年9月〜10月の2ヶ月間、2人で秋田に住み込み、イベントやテレビ、ラジオに無料で出演。その集大成として11月1日に秋田市文化会館大ホールにて、単独ライブ「出荷—令和元年あきた便—」 を開催。1008人を動員[10]するライブとなった。
2021年2月1日、それまで16年間所属していたケイダッシュステージを退所。フリーで活動を続ける[11]。フリー転身後、ササキは地元である秋田に単身移住。同年11月にせじもも秋田に移住。コンビとして活動の拠点を秋田に移した。
秋田移住後、ササキは秋田県のローカルエンタメにおける「席の少なさ」(活躍の場)や、「価値の低さ」を感じ[12] 、「秋田県民にお笑い・エンタメの素晴らしさを伝えることが必要だ」と訴えている。
実際に秋田移住後は毎月第3木曜日に「秋田730LIVE」、不定期で「あきた大喜利勉強会」などのライブを開いている。
2023年5月5日から5月7日までの3日間、秋田市のエリアなかいち にぎわい交流館あうでオムニバスコントシアター「中通ヒルズ[13]」を開催。秋田を拠点に活動する俳優・ゴトウモエと結成した演劇ユニット「ササキとゴトウ[14]」が主催となり、ササキは脚本を担当した。公演のメンバーはオーディションで選ばれた。公演当日はXのトレンド入りも果たした。
翌年2024年にも第2弾「中通クルーズ[15]」が開催されている。
2024年8月25日、秋田市のエリアなかいち にぎわい広場にて、「ねじロックフェス2024」を開催。秋田で活動する芸人に加え、ヤーレンズ、アイデンティティ、虹の黄昏、ギフト☆矢野、街裏ぴんくなど、東京時代に親交の深かった芸人が参加。約1000人の観客動員数となった。
出演歴
編集テレビ
編集- 爆笑オンエアバトル(NHK総合)戦績0勝3敗 最高357KB
- 爆笑トライアウト(NHK総合)
- 会場審査は5位(465TP)、視聴者投票は8位(335票)。
- オンバト+(NHK総合)戦績0勝3敗 最高301KB
- 「三日月シュガー」として1回出演。それ以降は「ねじ」として出演。
- エンタの天使(日本テレビ)- キャッチコピーは「ロマンチックな三重奏」(2008年9月3日(第6回)出演時)、「刺劇的な甘味料」(2009年9月30日(第12回)出演時)
- Little Village People(MTV)- 瀬下のみ「ミチロー」役で声の出演
- BSふれあいステージ(NHKデジタル衛星ハイビジョン、NHK衛星第2テレビ)
- お台場お笑い道(フジテレビONE)
- こたえてちょーだい!(フジテレビ)
- NANDA!?(テレビ朝日)
- 笑撃60!(TBSテレビ)- 2005年09月18日、演じたネタは「秋葉系の番長」(コント)。
- 九州青春銀行(RKB毎日放送)
- ショーバト!(日本テレビ) - 2010年4月13日「ミニバト!」 GReeeeN『キセキ』を秋田弁で歌う。
- 大進撃放送BONZO!(TOKYOMX) - 2010年12月7日-12月28日 「お笑いマンスリーpick up」4週にわたって出演。
- 笑っていいとも!増刊号(フジテレビ) - 2011年8月14日 「第1回お笑いアルタ甲子園」に秋田県代表として出演。
- BSふれあいステージ 爆笑最前線(NHKBS2)
- シューイチ(日本テレビ)
- なら婚(日本テレビ)
- ○○万円あったら××できるでしょ?(テレ朝チャンネル1)
- おはスタ(テレビ東京)- 佐々木のみ、毎週木曜日「おはスタポケモン部」コーナーにレギュラー出演
ネットテレビ
編集- 笑ってポン! 〜君たち、見ないとアレするよ! 〜(GyaOジョッキー)
- ケイダッシュステーション、ブレイクは突然に!(GyaOジョッキー)
- タケミネット(あっ!とおどろく放送局)
- ケイダッシュステージの殴るなら殴れ!!(2011年7月20日開始、ニコジョッキー)
ラジオ
編集- mix(エフエム秋田)-2024年7月3日〜水曜パーソナリティ
- 東電化工業・東商事プレゼンツ 未来プロジェクト(エフエム秋田)-ササキのみ
- ビジネスマン 高橋航(エフエム秋田)番組内「菅原タモツのあ〜い〜!いねが〜!」-せじものみ(ねじのコントキャラクター「菅原タモツ」としてエフエム秋田のパーソナリティ欄にはせじも・菅原タモツ両名で掲載されている)
- 青春応援ブース んだんだラジオ(NHK秋田放送局)-2024年4月24日〜
- 放課後ラジオ よりみちこまち(NHK秋田放送局) - 2019年11月29日〜2024年3月29日
- レコメン!(文化放送)
- サムワンプロデュース(モバイルラジオ)
- ねじのオールナイトニッポンR(ニッポン放送)- 2015年2月7日
- 三代目 J Soul Brothers 山下健二郎のオールナイトニッポン(ニッポン放送)- 2016年5月28日※瀬下のみ
- ラジオのねじ(sora×niwaFM)毎週金曜日19:00~20:00
- Saturday Night Laugh → マイナビ Saturday Night Laugh → マイナビ Laughter Night(TBSラジオ) - 2015年4月11日[16]・7月18日[17]・8月8日[18]・10月10日[19]、2016年2月13日[20]・8月13日[21]
配信
編集- あきたびじょんNEXTスピンオフ(YouTube)-2022年6月〜
- まいにち賞レース(YouTube・『動画、はじめてみました【テレビ朝日公式】』) -2024年6月7日[22]、10月16日[23]配信分
出版
編集電子書籍
編集- 革命は全国ネットに映らない ~秋田に移住した芸人~「売れてない芸人(金の卵)シリーズ」(2021年8月20日、代官山ブックス)※ねじ ササキユーキ名義[24]
脚注
編集- ^ a b c d e f “金足農OB、お笑いコンビ「ねじ」が明かす奇跡の裏側 選手飼育の豚が9匹出産→直後にサヨナラ”. スポーツ報知 (2018年8月20日). 2018年9月11日閲覧。
- ^ a b “快進撃の金足農に子豚9匹「カナノウナイン」が誕生”. ニッカンスポーツ・コム. 日刊スポーツ新聞社. (2018年8月19日) 2018年8月19日閲覧。
- ^ a b c d e f #外部リンク節掲載の「公式プロフィール」より。
- ^ a b c d 『お笑い男子校』2010 Vol.3(ワニブックス)より
- ^ ねじ・せじもtwitter 6:38 - 2019年11月1日
- ^ 畑めぐみtwitter 5:07 - 2019年11月1日
- ^ “【ビッくらぼんの365日・芸人日記(17)】運命的な友情で結ばれた高校の同級生コンビ、ねじ(1/2)”. サンケイスポーツ (2016年5月25日). 2016年5月25日閲覧。
- ^ a b 2010年05月13日 朝日新聞秋田版・記事『秋田弁で笑いつかめ』
- ^ ねじチャンネル (2019-05-11), 秋田県出身芸人ねじから重大発表!!! 2025年1月19日閲覧。
- ^ “「秋田に帰るのではなく、行く」秋田行きは全国区への布石【ねじ インタビュー(前編)】 | ワラパー | 芸人が集まるWEBメディア” (2021年4月9日). 2025年1月19日閲覧。
- ^ ねじ・せじもtwitter 午後1:10 · 2021年2月1日
- ^ ABS秋田放送 (2021-04-25), 特別配信版『芸人、秋田さ帰る~ひじゃかぶがじゃめぐ2021 春~』 2025年1月19日閲覧。
- ^ Inc, Natasha. “秋田でも舞台を、ねじのササキユーキ&ゴトウモエが企画「中通ヒルズ」”. ステージナタリー. 2025年1月19日閲覧。
- ^ “Instagram”. www.instagram.com. 2025年1月19日閲覧。
- ^ Inc, Natasha. “ねじやゴトウモエが秋田を盛り上げるコント公演再び、住みます芸人・ちぇす若松も”. お笑いナタリー. 2025年1月19日閲覧。
- ^ “2015年4月11日(土)”. TBSラジオ. 2020年6月14日閲覧。
- ^ “2015年7月18日放送”. TBSラジオ. 2020年6月14日閲覧。
- ^ “2015年08月08日放送”. TBSラジオ. 2020年6月14日閲覧。
- ^ “2015年10月10日放送”. TBSラジオ. 2020年6月14日閲覧。
- ^ “2016年02月13日放送”. TBSラジオ. 2020年6月14日閲覧。
- ^ “2016年08月13日放送”. TBSラジオ. 2020年6月14日閲覧。
- ^ 動画、はじめてみました【テレビ朝日公式】 (2024-06-06), 【聞き取れたら天才】解読班、求む!なまり漫才GPでスリムクラブ・からし蓮根・モダンタイムス・ねじが大暴走!意味がわからなすぎる漫才にアルピー&いぎなり東北産 葉月結菜が逆に大爆笑! #まいにち賞レース 2025年1月19日閲覧。
- ^ 動画、はじめてみました【テレビ朝日公式】 (2024-10-15), 【放送事故】スリムクラブ・トム・ブラウン・いぬ・ねじ・サービスエリアが日本最速お笑いバトル #まいにち賞レース #神速#方言#なまり 2025年1月19日閲覧。
- ^ “「ウエストランド 河本」が初の自叙伝を出版! 真実か、創作か――?/『売れてない芸人(金の卵)シリーズ』新刊3冊を刊行!”. www.atpress.ne.jp (2021年8月24日). 2023年1月19日閲覧。
外部リンク
編集- ケイダッシュステージ時代の公式プロフィール(2015年1月時点のアーカイブ)
- 三日月荘072号室(佐々木ブログ)
- モッチェス(瀬下ブログ)
- ねじ・瀬下登山ブログ「セジモノボル」
- ねじ・せじも (@5E_J1_M0) - X(旧Twitter)