三和町 (鹿児島市)
鹿児島市の町
三和町(さんわちょう[3])は、鹿児島県鹿児島市の町[4]。郵便番号は890-0071[5]。人口は1,922人、世帯数は1,185世帯(2020年4月1日現在)[6]。三和町の全域で住居表示を実施している[7]。
三和町 | |
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町丁 | |
三和町の風景 | |
北緯31度33分02秒 東経130度33分18秒 / 北緯31.550556度 東経130.555056度座標: 北緯31度33分02秒 東経130度33分18秒 / 北緯31.550556度 東経130.555056度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 鹿児島県 |
市町村 | 鹿児島市 |
地域 | 中央地域 |
地区 | 鴨池地区 |
人口情報(2020年(令和2年)4月1日現在) | |
人口 | 1,922 人 |
世帯数 | 1,185 世帯 |
郵便番号 | 890-0071 |
市外局番 | 099 |
ナンバープレート | 鹿児島 |
町字ID[1] | 0071000 |
運輸局住所コード[2] | 46500-0899 |
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地理
編集鹿児島市の中部、新川の下流域に位置している。町域の北方には真砂本町、西方から南方にかけては新栄町、東方には鴨池新町がそれぞれ接している。
市営住宅を中心とした住宅街である[8]。第二次世界大戦の終戦後に北緯30度以南の吐噶喇列島(現在の鹿児島郡十島村)、奄美群島、沖縄諸島において日本国の施政権が停止されアメリカ合衆国の占領下となった(アメリカ合衆国による沖縄統治)。このことにより日本本土から帰還できなくなった奄美群島や沖縄の居住者に対し鹿児島市が現在の三和町の区域にあたる用地を貸与したことにより、奄美諸島及び沖縄出身者が多く居住している[9]。
このことから、町域内では奄美大島の特産品である大島紬の織布が盛んであり、共同作業場なども所在している[8]。
河川
編集- 新川
歴史
編集1969年(昭和44年)7月1日には郡元町の一部である真砂・新川・鶴ケ崎・港地区において住居表示が実施されることとなったのに伴い、町域の再編が実施された[10]。これに伴い郡元町のうち新川・港・鶴ケ崎の3地区の区域を以て鹿児島市の町「三和町」として設置された[9][4]。同時に三和町の全域で住居表示が実施された[11]。
町域の変遷
編集実施後 | 実施年 | 実施前 |
---|---|---|
三和町(新設) | 1969年(昭和44年) | 郡元町(一部) |
人口
編集以下の表は国勢調査による小地域集計が開始された1995年以降の人口の推移である。
年 | 人口 |
---|---|
1995年(平成7年)[12] | 2,985
|
2000年(平成12年)[13] | 2,736
|
2005年(平成17年)[14] | 2,448
|
2010年(平成22年)[15] | 2,278
|
2015年(平成27年)[16] | 2,034
|
施設
編集公共
編集教育
編集- 三和保育園[19]
郵便局
編集- 鹿児島三和郵便局[20]
小・中学校の学区
編集市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下の通りとなる[21]。
町丁 | 番・番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
三和町 | 全域 | 鹿児島市立南小学校 | 鹿児島市立南中学校 |
脚注
編集- ^ “日本 町字マスター データセット”. デジタル庁 (2022年3月31日). 2022年4月29日閲覧。
- ^ “自動車登録関係コード検索システム”. 国土交通省. 2021年4月26日閲覧。
- ^ “鹿児島市の町名”. 鹿児島市. 2020年10月25日閲覧。
- ^ a b 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1983, p. 319.
- ^ “鹿児島県鹿児島市三和町の郵便番号”. 日本郵便. 2020年12月27日閲覧。
- ^ “年齢(5歳階級)別・町丁別住民基本台帳人口(平成27~令和2年度)”. 鹿児島市 (2020年4月1日). 2020年5月8日閲覧。
- ^ “住居表示実施区域町名一覧表”. 鹿児島市 (2020年2月3日). 2020年6月28日閲覧。
- ^ a b 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1983, p. 684.
- ^ a b 桐原史朗 & 永井貴士 2012.
- ^ “かごしま市民のひろば(昭和44年6月号)” (1969年6月1日). 2020年12月27日閲覧。
- ^ 南日本新聞 1990, p. 778.
- ^ “国勢調査 / 平成7年国勢調査 小地域集計 / 小地域集計 46鹿児島県”. 総務省統計局. 2021年1月31日閲覧。
- ^ “国勢調査 / 平成12年国勢調査 / 小地域集計 46鹿児島県”. 総務省統計局. 2021年1月31日閲覧。
- ^ “国勢調査 / 平成17年国勢調査 / 小地域集計 46鹿児島県”. 総務省統計局. 2021年1月31日閲覧。
- ^ “国勢調査 / 平成22年国勢調査 / 小地域集計 46鹿児島県”. 総務省統計局. 2021年1月31日閲覧。
- ^ “国勢調査 / 平成27年国勢調査 / 小地域集計 46鹿児島県”. 総務省統計局. 2021年1月31日閲覧。
- ^ 南日本新聞 1990, p. 657.
- ^ “三和児童センター”. 鹿児島市. 2020年12月27日閲覧。
- ^ “三和保育園”. 鹿児島市. 2020年12月27日閲覧。
- ^ “鹿児島三和郵便局(鹿児島県)”. 日本郵便. 2020年12月27日閲覧。
- ^ “小・中学校の校区(学区)表”. 鹿児島市役所. 2020年9月26日閲覧。
参考文献
編集- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会「角川日本地名大辞典 46 鹿児島県」『角川日本地名大辞典』第46巻、角川書店、日本、1983年3月1日。ISBN 978-4-04-001460-9。, Wikidata Q111291392
- 南日本新聞『鹿児島市史Ⅳ』 4巻、鹿児島市、1990年3月15日 。, Wikidata Q111372875
- 桐原史朗、永井貴士「373ワイドタウン 三和町新聞」『南日本新聞』2012年2月28日、13面。