一番町 (弘前市)
青森県弘前市の地名
一番町(いちばんちょう)は江戸期から現在にかけての青森県弘前市の地名。郵便番号は036-8201。
一番町 | |
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一番町の様子 | |
北緯40度36分11.35秒 東経140度28分12.81秒 / 北緯40.6031528度 東経140.4702250度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 青森県 |
市町村 | 弘前市 |
人口 | |
• 合計 | 72人 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
036-8201 |
市外局番 | 0172[2] |
ナンバープレート | 弘前 |
地理
編集青森県道3号弘前岳鰺ケ沢線沿いに位置し、土手町から続く町。町域の北部は鉄砲町、東部から東南部にかけて土手町、南部は親方町、西部は元寺町に接する。東から西にかけて上り坂になった通り一本分の町域であり、自動車は坂の上り方向のみの一方通行である。
歴史
編集- 慶安2年 - 寺町の大火後に町割りが行われるが、それ以前は寺院の敷地であった。
- 万治2年〜寛文13年 - 弘前中惣屋敷絵図・津軽弘前古絵図ともに当地は本寺町一丁目とある。
- 明治以降 - メインストリートの一部となる。
- 1901年(明治34年) - 洋風造りの、かくは宮川呉服店が建つ。その後1923年(大正12年)にエレベーター付きのかくは宮川デパートとなる。
- 1980年(昭和55年)- かくは宮川デパート跡地にファッションビルハイローザを開店するが、土手町商店街を含む集客力が低下し1998年(平成10年)6月に閉店。
- 2003年(平成15年)- 弘前商工会議所が一時的な土地活用として、ハイローザ跡地を買収しドテヒロ屋台村を運営するが、2006年(平成18年)に閉鎖。
- 現在 - 2011年(平成23年)不動産会社に売却後、2013年(平成25年)9月にマンションが完成した。
沿革
編集地名の由来
編集かつての町名、本寺町一丁目から来たものと思われる。
世帯数と人口
編集2023年(令和5年)7月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
大字 | 世帯数 | 人口 |
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一番町 | 50世帯 | 72人 |
施設
編集商業
編集- 花正電気商会
- 三照堂印店一番町店
宿泊
編集- 弘前グランドホテル
小・中学校の学区
編集市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる。
大字 | 番・番地 | 小学校 | 中学校 |
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一番町 | 全域 | 弘前市立時敏小学校 | 弘前市立第一中学校 |
交通
編集下土手町2(弘前駅 - 久渡寺線、他)停留所。
脚注
編集- ^ a b “オープンデータひろさき 町名別人口・世帯数”. ひろさき未来戦略研究センター (2023年7月1日). 2023年7月26日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2017年5月29日閲覧。
参考文献
編集角川日本地名大辞典 2 青森県(角川書店)