一条実通
江戸時代後期の公卿。一条忠良の嫡男。従三位・権中納言。一条家21代
一条 実通(いちじょう さねみち)は、江戸時代後期の公卿。左大臣・一条忠良(後に関白)の嫡男。官位は従三位・権中納言。一条家21代当主。清源院と号する。
時代 | 江戸時代後期 |
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生誕 | 天明8年8月2日(1788年9月1日) |
死没 | 文化2年5月25日(1805年6月22日) |
別名 | 号:清源院 |
官位 | 従三位、権中納言 |
主君 | 光格天皇 |
氏族 | 一条家 |
父母 | 父:一条忠良 |
兄弟 | 実通、忠香、久我建通、秀子、知君、通子、崇子など |
子 | 養子:忠香 |
経歴
編集享和元年(1801年)に元服して、従五位下・左近衛権少将に任ぜられ、その年の内に従四位下・左近衛権中将に、更に翌年には正四位下へと昇進する。
享和3年2月19日(1803年4月10日)、従三位に昇進して公卿に列する。文化元年(1804年)には権中納言兼左衛門督に任じられるが、翌年に18歳で病死した。このため、弟・忠香が実通の養子として家督を継ぐ事になった。